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コツコツと靴音が響き渡る早朝【音声と文章】
山田ゆり
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※note毎日連続投稿1700日をコミット中! 1678日目。
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも数分で楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
コツコツと靴音が響き渡る早朝
をお伝えいたします。
コツコツコツ
静かな街に靴音だけが響く。
失敗したなぁ。
ブーツを履いてこなければ良かったと私は後悔していた。
いつもならウォーキングに適したシューズなのだか
雪が降っているかもしれないと思ってショートブーツを履いて家を出た。
風除室から乾いた道路が見えて、ブーツではなくてもいいとすぐに分かったが靴を履き替えるのが面倒でそのまま家を出た。
乾いたアスファルトの道を歩く。
少し前までは会社の帰りに公園でウォーキングをしていたが
日が暮れるのが早くなり、残業の頻度が多くなってきて公園に行けない日が続いた。
だから早朝に家の周りを歩くことにした。
歩きながら時々立ち止まる。
景色を写真に収めようとすると「ナイトモードで撮影」の画面になるが、ほぼ真っ暗な画面しか映らない。
今朝は雪が降っていない。
まだ眠っている街をぐるりと歩く。
このご家庭の台所にはもう電灯がついている。
その明かりはほのかに光る常夜灯ではなく、表面がこんがり焼きあがった鮭を連想させる明るさである。
道を左に曲がり、両脇に生け垣がある通りを歩く。
ここのお宅も台所らしきところに電灯がついている。
早起きなお宅は決まっている。
空はまだ星がキラキラ輝いている。
その輝きをカメラに収めようとするが目には見えるのに画像として映らない。
宝石が散りばめられたようなきれいな空なのに、フィルターを通すとその輝きは姿を消す。
だから、感動は自分の目と心でとらえる。
写真を撮るのを諦めて葉っぱにかろうじてとどまっている水滴に目が行く。
道路の割れ目から生えている草から勇気をいただく。
遠くに我が家が見えてきた。
乾いた道路をコツコツ音を立てながら家路を急ぐ。
コツコツと歩く音を聞きながら寝ているのは気持ちが良くないかもしれない。
私の妄想劇場が始まる。
早朝のまだ明けていない頃に靴音だけが響いている。
こんな朝早く誰が歩いているのだろうと靴音を聞きながらウトウトする。
その音は自分の家の玄関のあたりでぴたりと止まる。
そして施錠していたはずの玄関のドアがカチャリと音をたてて開く。
その音にハッとして起き上がろうとしたら、右手に鋭利なものを持った黒い大きな影が自分に襲い掛かる。
な~んて想像したりすると眠れなくなりそう。
寝ている時の足音は通常以上に気になるものだ。
だからなるべく音が出ないように気を使いながら歩く。
ブーツは失敗だったなと思う。
明日は長靴にしよう。
誰もまだ吸っていない綺麗な空気を鼻から思いっきり吸ってみる。
鼻の通り道がひんやりする。
指の先がかじかんできた。
思わずポケットに両手を突っ込む。
いつものお宅のいつもの2階の部屋からテレビの灯りが見えていた。
そうそう、このお宅はその部屋にもテレビがあるようなのだ。
知っている。
すると突然テレビが消え、部屋の電灯が消え、そしてまもなく1階の居間の電気も消えた。
そうか、そういう時間だ。
私は腕時計を見た。
そのお宅のご家族はいつも5時頃に車で家を出るのである。
さぁ、家に戻ろう。
コツコツの音は急に小刻みになった。
今回は
コツコツと靴音が響き渡る早朝
をお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ アファメーション ◆◆
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。
私は愛されています
大きな愛で包まれています
失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています
.。*゚+.*.。.。*゚+.*.。゚+..。*゚+
※聴くだけ・読むだけ・聴きながら読む、
どちらでも数分で楽しめます。
おはようございます。
山田ゆりです。
今回は
コツコツと靴音が響き渡る早朝
をお伝えいたします。
コツコツコツ
静かな街に靴音だけが響く。
失敗したなぁ。
ブーツを履いてこなければ良かったと私は後悔していた。
いつもならウォーキングに適したシューズなのだか
雪が降っているかもしれないと思ってショートブーツを履いて家を出た。
風除室から乾いた道路が見えて、ブーツではなくてもいいとすぐに分かったが靴を履き替えるのが面倒でそのまま家を出た。
乾いたアスファルトの道を歩く。
少し前までは会社の帰りに公園でウォーキングをしていたが
日が暮れるのが早くなり、残業の頻度が多くなってきて公園に行けない日が続いた。
だから早朝に家の周りを歩くことにした。
歩きながら時々立ち止まる。
景色を写真に収めようとすると「ナイトモードで撮影」の画面になるが、ほぼ真っ暗な画面しか映らない。
今朝は雪が降っていない。
まだ眠っている街をぐるりと歩く。
このご家庭の台所にはもう電灯がついている。
その明かりはほのかに光る常夜灯ではなく、表面がこんがり焼きあがった鮭を連想させる明るさである。
道を左に曲がり、両脇に生け垣がある通りを歩く。
ここのお宅も台所らしきところに電灯がついている。
早起きなお宅は決まっている。
空はまだ星がキラキラ輝いている。
その輝きをカメラに収めようとするが目には見えるのに画像として映らない。
宝石が散りばめられたようなきれいな空なのに、フィルターを通すとその輝きは姿を消す。
だから、感動は自分の目と心でとらえる。
写真を撮るのを諦めて葉っぱにかろうじてとどまっている水滴に目が行く。
道路の割れ目から生えている草から勇気をいただく。
遠くに我が家が見えてきた。
乾いた道路をコツコツ音を立てながら家路を急ぐ。
コツコツと歩く音を聞きながら寝ているのは気持ちが良くないかもしれない。
私の妄想劇場が始まる。
早朝のまだ明けていない頃に靴音だけが響いている。
こんな朝早く誰が歩いているのだろうと靴音を聞きながらウトウトする。
その音は自分の家の玄関のあたりでぴたりと止まる。
そして施錠していたはずの玄関のドアがカチャリと音をたてて開く。
その音にハッとして起き上がろうとしたら、右手に鋭利なものを持った黒い大きな影が自分に襲い掛かる。
な~んて想像したりすると眠れなくなりそう。
寝ている時の足音は通常以上に気になるものだ。
だからなるべく音が出ないように気を使いながら歩く。
ブーツは失敗だったなと思う。
明日は長靴にしよう。
誰もまだ吸っていない綺麗な空気を鼻から思いっきり吸ってみる。
鼻の通り道がひんやりする。
指の先がかじかんできた。
思わずポケットに両手を突っ込む。
いつものお宅のいつもの2階の部屋からテレビの灯りが見えていた。
そうそう、このお宅はその部屋にもテレビがあるようなのだ。
知っている。
すると突然テレビが消え、部屋の電灯が消え、そしてまもなく1階の居間の電気も消えた。
そうか、そういう時間だ。
私は腕時計を見た。
そのお宅のご家族はいつも5時頃に車で家を出るのである。
さぁ、家に戻ろう。
コツコツの音は急に小刻みになった。
今回は
コツコツと靴音が響き渡る早朝
をお伝えいたしました。
本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。
ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。
山田ゆりでした。
◆◆ アファメーション ◆◆
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私は愛されています
大きな愛で包まれています
失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
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