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おはようございます。
山田ゆりです。

今回は
安定は求めてはいけないの？
をお伝えいたします。




数年前までは
卵10個　特売日は税抜98円だった。
しかし今は、最低でも198円になっている。

ガソリンもそうである。
ほんのちょっと前まではリッター＠98前後だったがどんどん値上がりし＠180の時もある。もう二桁には戻れないのではないだろうか。




「今夜のおかずは何かな～」
夕陽が差し込む玄関に座布団を敷いてそこで暖を取りながら読書をしていた独身の頃。
旧宅の玄関は6～7畳の広さだった。


あの頃は一週間に２冊は本を読んでいた。仕事以外やることがなかったら読書三昧の日々だった。

畑からとれたほうれん草・青梗菜・トマトなどを父が持って来てそれらを母が受け取り料理をしてくれた。
食事は母が作ってくれた。
私は料理が出来上がるのを待つだけのお気軽な身分だった。


私は眠くなると座布団を３枚並べてそこに横になった。
オレンジ色の温かさが私を包んでくれていた。
やがて美味しそうな匂いが私の鼻をくすぐり目覚める。
あの頃、私は安心して暮らしていた。




やがて私は大人になった。

大人の階段をゆっくりのぼり
愛する人と出会い
３人の娘たちをもうけた。


父が亡くなり
母が認知症になり
１０年と１０日の介護の末に
母が亡くなった。
そして
その翌年に夫が急逝した。


私はこの１０年で一度にたくさんの大事な家族を失った。

私はいつも安定を求めていた。
父、母、夫。
職場
社会


しかし、人は必ずいつかはこの世からいなくなる。

職場だって倒産しないとも限らない。
会社が存続していてもいつかは定年がやってくる。
物価はどんどん上がっていく。


かつて大企業と言われた会社が次々と傾いていき、新しい形の会社が頭角を現してくる。


世の中は常に変わっているのだ。
それは分かり切っているのに
なぜか安定を家族・職場・社会に求めてしまう。
自分だけは変わらずに行けると錯覚している。



では、安定を求めてはいけないのか。
安定を求めるのは無理なことなのか。



安定は求めて良いか悪いかではなく、
求める対象が違うということ。

変化するものに安定を求めるとそれが変化したり無くなった時に安定が揺らぐ。


だから
安定は自分の外に求めるのではなく、自分の内に求めるものなのだ。


自分の内に安定を求めるとはどういうことか。


それは自分が努力して、それを大丈夫なものと自分で決めるということ。
それには日々の行動に対して責任を持たなければいけない。

どういうことかというと
会社員として働いているから安心、とは限らない。

地元の８割くらいは名前を知っている有名企業が倒産した。
あなたがそこの従業員だったらどうするだろうか。

会社が潰れてしまって自分はこの先どうすればいいのだと愚痴ばかり言って酒に溺れるか。

それとも、履歴書・職務経歴書を早速作成して転職活動に気持ちをシフトチェンジするか。

安定を外に求めている人は今の現状を嘆くだけ。

内に求めている人は現状回復のために思考・行動する人。



他力本願で、のほほんと夕飯ができるのを待っていた独身時代のあの感覚はもうやってこないのだ。


自分が安心だと思える行動・努力をした結果、安定を感じることができるのだ。


安定を自分の外に求めているうちは安定は無い。


安心したければそれなりの努力・行動が必要で、自分の外に安定を求めず、自分の内に求めよう。




今回は
安定は求めてはいけないの？
をお伝えいたしました。

本日も、最後までお聴きくださり
ありがとうございました。　

ちょっとした勇気が世界を変えます。
今日も素敵な一日をお過ごし下さい。

山田ゆりでした。








◆◆　アファメーション　◆◆
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私は愛されています
大きな愛で包まれています

失敗しても
ご迷惑をおかけしても
どんな時でも
愛されています

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