
お金にも旬があるのかも
1984(昭和59)年に発行され 2007(平成19)年に発行停止となった新渡戸稲造の5,000円札。
大晦日に、スーパーの自動精算機で使おうとしたらエラーが出て使えず慌てた。

娘たちは「何これ、見たことない!」って。
私としては見慣れたごく普通の五千円札なのだが、果たして額面通りに使えるのか調べてみた。
歴代5,000円札には、次のようなものがある。
日本銀行券C号五千円(聖徳太子5,000円)
日本銀行券D号五千円(新渡戸稲造5,000円)
日本銀行券E号5,000円(樋口一葉5,000円)
新日本銀行券五千円(津田梅子5,000円)
新渡戸稲造の五千円札は現在も使用することができると知り、
元旦に有人レジで買い物をしてみた。
私から受け取った五千円札をレジ係の方が機械に入れたがやはり、はじかれていた。
その方はどうするのだろうか。
見たところ、私の娘たちくらいの年齢に見える。
「お客様、このお札は使えません」
そう言われるのかなと思った。
しかし、その方は二度、機械からはじかれたお札をレジのトレーに入れて、現在使用できる五千円札をトレーから素早く出し、それを受け取りの紙幣入れのところに入れてレジを終わらせた。
なかなか機転の利く方だと感心した。
こうして新渡戸稲造の五千円札は無事に額面通りの役目を果たしたのである。
聖徳太子の五千円札についてこんな記事があった。
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ウィキペディア(Wikipedia)より
発行開始当時の大卒初任給が1万3000円程度ということもあり、当時はこのような高額紙幣は発行する必要があるのかという議論がなされ、小銭を扱う業種では釣銭への対応が難しいといった高額紙幣に対する不安があったが、折しも高度経済成長が始まった時期でもあり高度経済成長の進展とともに順調に流通量が増えていった。
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なるほど。
大卒初任給が1万3000円程度の時代だったのか。
夫も私も、古い紙幣や硬貨を何となく集めていた。
だから例えば五百円札が数枚ある。
特に珍しい番号でもない使い古したもので、それらをただ「記念に」と所持しているだけ。
最近、終活を意識し始めた私。
ただ単に、モノを集めるのは控えようと改めて思った次第である。
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