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のど激痛の息子のために杏仁茶を作る
息子は気管支のアレルギーを持っている。喘息とまでいかないが、風邪などのトリガーがあると、すぐに悪化する。先々週に発症し、一度治ったと思ったら、今度は発熱。1日で熱は下がったが、学校から配布されている抗原検査キットで陰性の確認。かかりつけ医に何度もお世話になり、今に至っている。このご時世なのでさすがに学校は欠席。気管支のアレルギーは長引く。
今朝は喉の激痛で起きた息子。処方された薬でどうにか落ち着いた。
ちょうど、ココナッツ杏仁豆腐の試作を重ねていたので、息子のために杏仁で何かを作ることにする。
杏仁(きょうにん)は、杏の種の中の白い部分、アンズの実の核中の肉。漢方では、咳を鎮める、肺の強化などの効能が知られている。息子の症状にちょうどいい。杏仁というと、杏仁豆腐しか思い浮かばないが、アジアでは何が他の食べ方があるかもしれないとネットで検索。すると、台湾に杏仁茶という飲み物があることを発見。作り方はいろいろあるが、私は玄米(ライスミルク)と杏仁を使用する作り方に注目した。参考にした記事によると、台湾では杏仁豆腐よりも杏仁茶のほうがメジャーだという。杏仁が咳止め生薬なら、玄米のライスミルクは、自然療法では身体の毒素を出すものとして取り扱われている。組み合わせとしてはベストだと思う。参考記事には、分量まで書いていなかったので、味見をしながら配合を調節する。甘味には風邪対策として有名なマヌカハニーを使用。息子には飲みやすいようにココア味にした。
杏仁茶(プレーン味)
(材料)
<杏仁ミルク>
南杏 30g
北杏 3g
水 杏仁の5倍(165g)
<玄米ライスミルク>
玄米 50g
水 200g
<杏仁茶>
杏仁ミルク 165g
玄米ライスミルク 165g
水 165g
マヌカハニー 60g
(作り方)
<杏仁ミルクを作る>
2時間前から分量外の水につけておいた杏仁の水を切り、ミキサーに分量の水と一緒に入れて撹拌する。撹拌後、網で濾す。
<玄米ライスミルクを作る>
2時間前から分量外の水に浸しておいた玄米の水を切り、ミキサーに分量の水と一緒に入れて撹拌する。撹拌後、網で濾す。
水で浸した状態 ※玄米は100g
撹拌して濾した後
<杏仁茶を作る>
鍋に、杏仁ミルク全部と同量の玄米ライスミルクを入れて火にかける。マヌカハニーを加えてよく混ぜて火を消して、コップに注ぐ。
杏仁ミルクとライスミルクの比率は、研究の余地がある。今回は全体的に濃厚だったのではないかと想像する。
ココア杏仁茶
杏仁茶 200cc
純ココア 小さじ1
マヌカハニー 適量
コップで純ココアとマヌカハニーをよく混ぜる。そこに杏仁茶を少しずつ混ぜながら注いでいく。
ココア杏仁茶は「美味しい!」と息子は全部飲んだ。「おかわりを欲しい」とも。まぁ、かなり甘くしたので、子ども味になっている。冷たくした方がいいと言っていた。
息子の喉の痛みが少しでも和らいでくれれば、と願う。