タイトルで「?」と切り出したら、自分なりにちゃんと受け止めて終わりたい
ネット上に並ぶ記事を読む時、自分は何を基準に選んでいるのだろう?
情報やスキルで知りたいことは別として、つい見てしまうのは「何かしら答えがほしいのに、まだ見つかっていないもの」であるような気がする。
だから、気になっているテーマで「なぜ~なのか?」とあって思いきり食いついたのに答えはどこ、どこと探っている途中でフェイドアウトしたように終わられると、違う意味での読後感が残る。
「えっ、で、結局何?」という感情ほど後味の悪いものはなく、いっそ答えがわからないとわかっていた時の方がスッキリしている。
明らかに誤った情報はダメだけれど、着地点が必ずしも正解である必要はないと思う。ここまではたどり着いたんだけれどその先は誰か一緒に考えて、でも、何なら疑問のテーマだけ提起して、皆さんこれどう思います?でもいい。ずっと読んできて、答えに向かっているふうだけれど最後はムニャムニャ~、というのはすごく悲しくなる。
そして、当然といえば当然だが、気になるワードがタイトルにあること。
その言い回しがイメージしやすいようなものだと、思わず飛び込んでしまう。
いざnoteを書くとなった時、自分がいつも何をどう選んで読んでいるかということから、いろいろなヒントが見つかるのではないだろうか。
書く前に、自分のスタート地点を見極めておくことは大事だと思う。
また、紙の本なら内容を象徴する抽象的なタイトルでも手に取るけれど、スマホやPCで読み進めるきっかけはタイトルがすべて。あと、検索の時点で見えるところ…はじめの1行とか。
そこになければ、どんなに宝が眠っていても気づくことはない。限られた時間の中で人生を切り取って読むのだから(大げさか)、看板がかかっていなければ探し当てることもできないのだ。
読み手によって、受け取り方はそれぞれだ。
でも、考え方の違いはあっても、誰がどこから発信して何を言っているのかだけはわかってもらえるようなものを書いていきたい、と思う。