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#225 老後のダイエット*昔は給湯器なんかありませんでしたから水仕事をしている母の手は赤く腫れあがっていたものです。

月盛です。
風が強いけれどお日様が居ますから大丈夫な日です。
部屋の中で大の字になって空を眺めるの図。

日差しがあると暖房要りません。

外はマイナス3℃だというのに、幸せな部屋だなぁ~
でもお日様~こうなれば・・・出かけましょう!
少し足を伸ばして、お雛様を見に行きました。
古い物から新しい物、手作りのものまでたくさんの展示です。

嫁入りのお道具も素晴らしい。
かなり古い物だが手入れしていて奇麗。
吊るし雛。
迫力あるツル・・・表情が一個一個違う、気が遠くなる手作り。

華やかな色合いが溢れて目に優しさを貰ってきました。
女の子のお祭りと言われる「ひな祭り」ですが、玄関から見えるように飾られてその家の格式を表すようにも作られていたようです。
築140年のお家の中も奇麗に磨き上げられていてお雛様同様に見ごたえのあるものでした。
ひんやりとしたお座敷の空気が、昔の家を思い出させました。
どんなにストーブを燃やしても、どこか部屋の隅はひんやりとしていた北国の家、とりわけて台所は寒くて、沸かしているお湯のやかんに手をかざしながら温めていた割烹着姿の母の後ろ姿を思い出します。
昔は給湯器なんかありませんでしたから水仕事をしている母の手は赤く腫れあがっていたものです。
台所から居間に戻ってきた母に、薬箱から「もものはな」といったでしょうか、ピンクの塗り薬を塗るのが私の役目でした。
そのいい香りのを自分の手にも塗りたかったのですが小さな缶は高価に思えて塗れません。
母につけてあげるを名目に、残りを自分の手にも広げました。
お布団に入ってその香りに包まれると良く眠れるように思いました。

小さな頃を思い出したりしたせいか、家にかえってからも何故か母の事がうかんできます。
そっか・・・もうすぐ母の命日でした。
忘れていたわけではないけれど、いえもう2年たったけれど日々の暮らしの中で「あぁ母さんもそうだったな・・こんな気持ちだったのかな」とか思い出すことが多くて、あまり好きになれないなんて言っていたけれどやっぱり親のようになっていくって本当なんだな・・・しみじみ思います。
姉のしぐさの中にも母が居ますし、もちろん私の中にも・・・姉はちょっとした私の表情も母に似ていてと笑い出して話の腰を折ります。

随分前にやっていた5行詩を思い出しました。

 母としてのしあわせ
 女としての淋しさ
 あなたもこんなふうに
 揺れていましたか
 お母さん

子育てに奮闘していた頃ですね。
懐かしいです。

それではまた!


7:00

ヨーグルト・きな粉・サプリ
210カロリー

11:40

肉巻きおにぎり・生姜湯
501カロリー

18:00

べジご飯・小松菜ちくわしめじの炒め物
337カロリー

間食  練り切り・コーヒー
    147カロリー
合計  1195カロリー
歩数  1530歩

体重  60,7キロ(ふぇ~)

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月盛
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