#51 老後のダイエット*施設での看取りを思い出す
月盛です。
前職が老人施設でしたのでたくさんの方々のお看取りをしました。
死期が近づいての老衰が一番多いのですが、、これが対応が難しいのです。
病気を持っていて家族さんも医師からの説明とかである程度死期を納得している時はいいのですが・・・。
私の母が亡くなる時も大体の老衰の過程をたどっていました。
その方々にもよりますが大体2週間ぐらいからの日々になります。
自宅で看取るということはどういうことか、何度も一緒に暮らす姉に話しをしました。
自然に逝くにしても亡くなってしまえば救急車は連れて行ってはくれず、変死として警察に届けることになる事。
訪問診療の医院も近くにありませんでしたのでケアマネと相談して救急車を呼ぶタイミングと受け入れてくれる病院など探しておく事。
家族にとっては辛いが、母が苦しそうに見える事も有るが心配無い事。
息が上がったり身の置きどころがないように動いたりするが心配無い事。
食べれなくなっても無理強いはしない事(嚥下が悪くなっているので無理すると肺炎を引き起こす)
自然に起こることだが見守る家族にとってはどうしたらいいか苦しむのです。
姉は心配で毎夜連絡をくれました。(週末にはいつも帰っていましたが)
食事の様子、動き、会話、便や排尿など細かく・・・私が出張中の夜でしたが「目の動きがくるくるしている」「脚の裏の色の変化」などを聞き
「明日の朝の話しかけで反応が悪かったら救急車呼ぶかケアマネと相談して」と伝えました。
私は仕事先に連絡して次の日の朝帰ってそのまま実家に行くようお休みをもらいました。
そして次の日の朝反応が鈍く救急車を呼んでもらいました。
私はなんとかお昼前に病院に直接向かえて、母の手を握って話しかけることが出来ました。
待ってたように脈が弱くなり母は亡くなりました。
姉が「こんなことが起こるけど心配いらないよ」と聞いていなかったらとても耐えられなかったと。
そうなんです。
施設でも医師から後は看取りだけと言われても、面会しているご家族さんは「苦しいんじゃないか」「点滴しないのか」とか納得出来ず詰め寄られてしまいます。
例えば遠方にいるお子さんが会いに来るのが週末になる・・・とか事情が分かった時は医師に伝えると点滴の指示がでることもあるのですが、それは死期に逆らい伸ばすことになるので自然にでは無く逆に苦しさが増すことが多いのです。
老衰ならそのまま自然に時期を待つのがご本人さんの苦しみが無いように思います。
急に死の話しで申し訳ありません。
ホーム職員からの相談で一番多いのがこの看取りを乗り越える事の不安な気持ちについてです。
夜中に職員がどうしても不安になり連絡が来ることが多くよく深夜にかけつけたりしましたが、昨日久々に夜中に連絡があり、前兆に見られる項目は無いのだけど脈が落ちていることなどで不安になったようです。
2,3の様子確認の項目を伝えましたら少し安心したようでした。
朝に脈が正常になったことと、観察項目は異常なしで一応訪問看護に診てもらう手配が済んだとのことでした。
そんなわけで、そこからは眠れず4:00から玄米スープを煎じ始めました。
5:20
12:00
17:30
間食 手作りプリン 218カロリー
アイスコーヒー 53カロリー
合計 1522カロリー
歩数 3674歩
体重 63,8キロ
体脂肪率 42,1%
昼前にやっぱり眠気がどっときて少し眠ったら、お腹が空いて目が覚めました。
慌ててあるものでどんぶりにして食べたのですが、ぼんやりしていたからか凄く早食いしてしまいました。
まだまだ習慣化が出来ていないのです。
意識しないと悪い癖が出ます。
仕事の時の事を思い出したせいか、みんなの顔が浮かんで少し寂しくなりました。
あの頃看取りを受ける施設であることで職員を不安にさせないようにとたくさん話をしていました。
自分も不安がありましたが、みんなの前ではそれを出すことは無かったです。
辞めてからも「不安があると何度も電話しようと思って、でも悪いかと思って我慢してました。」と言われ、話すことで解消されるならいつでも大丈夫だよとこの間伝えたばかりでした。
良い職員ばかりです。
それではまた!
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