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【料理】思い出のムニエルに挑戦するぞ…!

皆さんは家庭科の授業での調理実習を覚えているだろうか?

自分の通っていた小中学校では、ケーキやら味噌汁やら色々作った記憶があるが、あれは良い授業だよなと思う。


調理実習は学校でやっちゃいけないことをしているかのような特別感がほんのりありつつ、あまり使ってこなかった包丁の扱いにドキドキしたり、普段は見れないクラスメイトの姿が見れるいい機会でもあるのだ。

率先して動く人、ヤバすぎる包丁の使い方の人、そして完全に食べる役に徹している人……

そうそう、エプロンや三角巾というのもまた非日常感があったよな……


ああ、もちろん自分はエプロンも裁縫箱もドラゴンだったのは言うまでもない。

(今は裁縫箱はポーチらしい)

そんな自分が調理自習で作ったもので一番美味しかったものは何か。

それは「魚のムニエル」である。

あれは本当に美味しかった!!


……でもなぜか、その後自分で作ることはなかったのだ。

魚料理はせいぜい塩サバを焼くくらいのもので、手の込んだものなんて一切作らないままここまで来てしまった。

あんなに感動したムニエルのこと、忘れてしまったんですか……?


だがここへきて、いつの間にか我が家はムニエルを作る態勢が整っていることに気づいたのだ。

お菓子作りのために買った小麦粉バター
肉料理のための塩やコショウ

あとはここにメインのを加えたら、もう準備はOKである。


これは作らない理由がない。

思い出を求めて、ムニエルを作ろう!!


というわけでを一切れ買ってきた。

こんな定番の魚を自分は今まで全然買わなかったことにびっくりだ。

95g

なお今回も例によってネット上のレシピたちを参考にしていくが、あくまでも参考程度である。

なぜならオリーブオイルが云々やら、ニンニク一欠片を入れたソースがどうのこうのなど、我が家にないものを出してくるので完全再現は不可能だから。

(”我が家はムニエルを作る態勢が整っている”とは一体……?)


まあ今回はあくまでも家庭科の調理実習レベルのシンプルなものでいいのだ。肩肘張らずに行こう。

塩ON

そんなわけで、レシピに書いてあった身の重量の1%の塩を振って、10分待つ

(10分だと……?)

待った

必死に10分待つと塩の効果で身の水分が出てくるので、キッチンペーパーでそれをしっかりと拭き取る。

水気を取る

……まあ正直この時点で、次はないかもしれないと思うくらいの面倒くささを感じてはいる。

(そもそも調理実習で10分待ったり、魚の水分を拭き取った記憶はない)


とはいえ当時の作り方なんて覚えていないので、今回は形になればそれでいいということでレシピにそれとなく従っていくとしよう。

小麦粉

続いて小麦粉を鮭に塗りたくる。

これで魚のうま味を閉じ込めつつ、焼いた時に香ばしさもプラスされるのだ。

実際はふるいを使うべきらしいが、洗い物が増えるので駄目です。

皮を下に

そして、皮の部分を下にして焼いていく。

料理サイトのプロによる解説を見ると、「皮と身の間の脂に”臭み”があるので、それを出しちゃうんですよ」とのこと。

なので、臭みがある油はこのあとペーパーで拭き取らなければならない

バター投入

だがそんなことは忘れて、慌ててバターを入れちゃうのが自分である。


なんだろう、を使ってるときって焦るでしょう……?

あんまりそういうときに難しいこと言わないでほしいっていうかさ……(責任転嫁)

〜そんなこんなで完成〜



いつものようにレシピを盛大に無視しつつ完成した鮭のムニエル

少々面倒ではあったが、要するにムニエルというのは魚に小麦粉をまぶしてバターで焼けば出来るのだろう。

(料理研究家に袋叩きにされそう)

そしてなにを思ったか完成品の重量を測っている自分がいた。

じゅ、15g減っている!?

バターを加えて小麦粉もまぶしたのに……?

(脂と水分が出たのだろうか)

しかしもうバターのいい香りで食欲がそそられまくりだ。

これはいいぞ……!

ではいただきます!!


(ハムッ……!)


美味い!!!


いや本当に文句なしに美味しい料理だ。

ニンニク要素を加えるべく振ったほりにしもやはり合う。

しかし小麦粉とバターを使用しただけで、ここまで鮭のクオリティが引き上げられるとは……!

そして皮もパリッパリである。

……これよ。このパリパリ感よ。

自分はグニグニした鮭の皮は大嫌いだが、パリパリの鮭の皮は大好きなのだ。

義務化しよう、パリパリ


そんなわけで鮭のムニエルに小学校だか中学校の思い出(あやふや)を思い出させてもらったのだった。

いや、正確には思い出とかどうでもよくて、ただただ美味しかった


これは余裕がある時にでもまた作るとしよう。

記事では面倒面倒言ったが、塩振って置いとけばいいだけなのだからよく考えればそんなに負担でもない。

洗い物も思ったより少ない……というか、
今回は皿とフライパンしか使ってなかった。

……これは本当に良いんじゃないか?


やはり何事もやってみないとわからない。

今後も色んな料理に挑戦していくぞ……!!


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aosagi
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