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石垣島の謎おむすび「かみやーき小のポーポーおにかま」を探せ!
【1074むすび】かみやーき小(ポーポーおにかま)
《連続1154日目!》
「石垣島には、珍しいおむすびが2つあるよ」
と、旅行の前に知り合いから教えてもらった。
(名前だけ教えてもらったので、どんなおむすびなのかは知らされていない…)
そのひとつ目は、先日リポートした知念商会の「オニササ」
「オニササ」とは石垣島の地元スーパーの揚げものコーナーのササミフライと別で売っているおむすびをポリ袋の中でつぶしながら合体させるセルフメイドフード。
独特な見た目に、自分で作ったという達成感が加わる新基準の美味しさだった。
そして、もうひとつ教えてもらっていたのが「かみやーき小のポーポーおにかま」
え?
紙焼き小学校?
ポーポー?
鬼鎌?
本当におむすびの名前なのだろうか?
もうなにがなんだかわからない。
よし! ひさびさにおむすび探検隊やっちゃうよ。
《前回の探検隊は、宮古島で「ヘルシー」という謎おむすびを調査!》
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ということで、石垣島へ。
青い空と、青い海のコントラストが美しい。
こんな景色の中でおむすび食べたら最高だろうなあ。
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さて「かみやーき小のポーポーおにかま」はどこにあるのかな。
とりあえず、石垣に囲まれた集落の道を歩く。
いい感じ。
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だんだん道が細くなってきた。
めぇぇぇぇぇぇ
ヤギの鳴き声が聞こえてくる。
かなりのどかだ。
本当にこの道であっているのか。
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あちゃー
行き止まり。
当たり前だけど、お店はもっと街中にあるらしい。
ということで、島の中心部へ移動。
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ここからは、レンタル自転車に乗り換えて。
すいーすいー。
らくちん。らくちん。
聞くところによると、「かみやーき小」は石垣市役所の旧庁舎の近くにあるらしい。
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空を見上げてみた。
青い空と白い雲の間に・・
よー--く見て!
虹がちょっぴり見えている!!!!
えっ。
よく見えないって。
深呼吸して、心を整えて、いったん目を閉じて、そして開いてみて。
ほらっ。見えるでしょ。
電柱の右側に。
これはラッキーかも!!!
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その虹のおかげなのかな。
すぐ近くにお店を発見!
「かみやーき小 かまぼこ店。」と大きく書かれている。
なんと!
かみやーき小はおむすび屋さんではなくて、かまぼこ屋さんだったのだ。
ちなみに看板を見て気づいたのだけど・・
「かみやーき小」の「小」はグヮーと発音するらしい。
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さっそくお店の中へ。
お土産用のかまぼこセットが並んでいるぞ。
「かみやーき小(グヮー) かまぼこ店」は、創業87年の石垣島でいちばん老舗のかまぼこ屋さん。お店を作った初代カマドおばぁから、3代に渡って受け継がれた味は、八重山を代表する特産品の定番として全国の方々に愛されているとのこと。
気になる小(グヮー)について調べると、こちらの言葉で分家を表したり、小さくてかわいいことを表しているみたい。
そして、ついに見つけた!
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ポーポーおにかま!!!
写真を見ると少し前に流行ったマリトッツオみたい!
まさか、マリトッツオみたいな映えおむすびなのか?
(マリトッツオみたいなおむすびは、こちらでもリポート!)
![](https://assets.st-note.com/img/1662618875537-ItN6qYxhHn.png?width=1200)
ワクワクしながら、お店の方に聞いてみると、マリトッツオは中身が見えるように撮影しただけとのこと。
実際は、まんまるなカタチらしい。
ということで、ポーポーおにかまとすごもり(ゆで卵がかまぼこに包まれている)を購入。
サービスでスティック状のかまぼこも頂いてしまった。
ありがとうございます!
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ポーポーおにかま!
お店の方に聞くと、ポーポーとは、ポーポー揚げのことで魚のすり身を丸くして揚げたものらしい。沖縄のほうでポーポーというお菓子があるけど、別物らしい。
おにかまは、おにぎり+かまぼこ
つまり、ポーポーおにかまとはかまぼこ(東京のさつま揚げみたいな感じ)に包まれたおにぎりのこと。
なるほどねー
納得したところで。いっただきまーす!
がぶり。
あっ、うまい!
人参やゴボウが入った魚のすり身。魚の旨みが凝縮した味わいでこれだけでもかなりいい。
そこに石垣島の古代米である黒紫米のおむすびが中から出てくる。
濃い目の味付けのかまぼこにこの黒紫米の素朴さがちょうど合う。
いいね。いいね。
とあっという間に完食なのだ。
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石垣島西部の屋良部半島の御神崎から夕陽を眺める。
オレンジ色の夕陽が東シナ海に沈んでいく。
そのまんまるな姿はまるで・・
「かみやーき小のポーポーおにかま」みたいだ。
魅力的なおむすびが次から次へと出会える島。
さらなる、美味しいおむすびを求めて探検は続く・・
ご馳走たまでした!
探検隊シリーズ海外編。
ベトナムの世界遺産の謎の洞窟で、純白のおむすびを探すのだ。
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