たくさん読まれるnote記事を意図的に生みだせるか検証してみた
《連続1230日目!》
多くの方に読んでもらえること。
noteに作品を載せているクリエイター共通のモチベーションではないだろうか。
自分の頭の中にあるものを言葉やデザインなどで表現することは幸せなことだし、それを多くの方に読んでもらえることは本当に嬉しいもの。
noteは、それが実現できる場所と言えるだろう。
多くの方に読んでもらえた指標として存在しているのが「スキ数」「ビュー数(全体ビュー)」
今回は、この中の「ビュー数(全体ビュー)」に着目し、この「ビュー数(全体ビュー)」が多い記事を分析し、その理由を解明し、意図的に増やすことができるかの検証をしてみた。
3年間、1400に渡って投稿してきた記事を分析
これまで、3年以上毎日noteを書き続けてきた。日数にすると1200日以上となり、記事数も約1400とかなりの量になる。
内容もつぶやきとか写真だけではなく、結構ガッチリ目の文字数の多い記事。
この積み重ねは、最近になってとても貴重だと感じている。ひとりの人間から同じような文体で同じような方々に、同じような時間に発信し続けたデータの数々。これをしっかりと分析して世の中に出していくことで、noteを続けられている多くのクリエイターのお役に立てるはずだと感じている。
また、note公式の「今日の注目記事」に13回選んでいただいた経験から、その選ばれ方をフローチャート化し、そのポイントごとに選出の可能性を高めることができないかについて書いてきたりもしている。
※有料記事ですが、無料で読める部分もかなり多いです。
記事の中では各カテゴリーの小分類、中分類、大分類を突破していく流れと、その確率を上げていくポイントについて書き出していった。
👉全体ビューの定義
今回注目した部分は、前回検証した「今日の注目記事」のことではなく、その「今日の注目記事」に選出されなくてもビュー数を大きく伸ばすことができるのかについてだ。
そのためには、ビュー数の前提を揃える必要があると思うので、noteで表示されているビュー数(全体ビュー)について調べてみることにする。
全体ビューとして、note公式にはこのように書かれている。
どうやらnoteで使っているビュー数(全体ビュー)とは、一般的に使われるPV(ページビュー)とは少し違うようだ。
説明によると記事ページに加え、タイムラインなどに表示された場合も加わっているらしい。
最近だと、トップページのレイアウトもだいぶ変わりタイムラインの表示数も変わってきているので、このビュー数の示している部分も当初の設定とは違っているのかもしれない。
👉全体ビューの多い記事の共通点を探せ
全体ビューの多い記事には、なにか特別な共通点はあるのだろうか。
そこで自分のビュー数の上位から並べてみた。
1000日おむすびリポート、Jリーグのファンのこと、旅行記など書いているジャンルとしては結構バラバラだったりする。
共通点として上げられるのは、やはり「今日の注目記事」に選出していただいていること。ここに上げた9本中6本の記事が「今日の注目記事」に選出されている。
やはり、「今日の注目記事」に選ばれないとnoteの中では多くの方に読まれないのだろうか。
いや、それだけではないはず・・
そこで、「今日の注目記事」に選ばれていない残りの3本の共通点を調べることにした。
👉なぜか全体ビューが伸びる3つの記事
① ハスとレンコンって何が違うの!?ハスとスイレンは何が違うの!? 35,653ビュー
ハスとスイレンの見分け方や地域によるハスとレンコンの呼び方の違いをまとめた記事。
記事をアップ後、1年半が経ってもコンスタントに伸び続けている。
中分類、小分類など各カテゴリーのまとめマガジンにも選出されていない、いわゆる何もない記事。
※中分類、小分類の区分けは、前回の有料記事を参照。
② 新国立競技場の売店とスタジアムグルメのいまを記録しておく! 19,323ビュー
昨年の天皇杯決勝戦の試合レポートと、東京オリンピックに合わせて新設された国立競技場の売店やグルメをまとめた記事。
10カ月ほど経っている記事だけど、たまにだけど急激に読まれるときがある。
小部類であるJリーグ記事まとめマガジン、浦和レッズ記事まとめマガジンに選出されている。
③ いいじゃな、いいじゃな、いいじゃない♪が思い出せない。 10,777ビュー
2年半以上前に書かれた記事。
「いいじゃな、いいじゃな、いいじゃない~♪」という十六茶のコマーシャルの元歌を思い出そうとする内容。
記事を書いてから何か月か後に、なぜかたくさん読まれる大波がやってきた。中分類、小分類など各カテゴリーのまとめマガジンにも選出されていない普通の記事。
👉noteはGoogle検索に強い
どれも、ツィッターなどでは連動したりしていないので、SNS的なバズりではなさそう。またスキ数も特に多くないので、記事自体の内容も普通。
そうすると、noteの中やSNSではないなにか別の要因がありそうだ。
実は、この要因の第一に考えられることがある。
それが、検索エンジンにおける「検索」で上位に位置しているということだ。
まず、国内における検索エンジンの状況を確認しよう。
参考:検索エンジンの市場シェア日本|StatCounterグローバル統計
こちらによると、日本における検索エンジンは、ほぼ3つに絞られていて、その中でもGoogleが圧倒的に使われているということがわかる。
つまりGoogleやYahoo!で検索されやすいということが、noteの全体ビューが伸びるということにつながるのではないだろうか。
ここで、noteがSEO(最適化)界隈で言われている特性が大きな意味を持つ。
それは、こういうことだ。
「noteのドメインはGoogleからの評価も高いので、検索に強い」
本当にそうなのか、確認してみることにする。
👉12万の記事の中で最上位に
①の記事をキーワードで検索してみる。
「ハス レンコン」
そうすると、12万2千件の検索の中で、自分の記事が最上位にあがっている。やはり、Googleでのnote検索はかなり強そうだ。
他の②、③の記事でも同じように検索すると上位に選ばれることがわかった。
👉検索上位になりやすい記事のテーマとは
では、どのような記事が検索されやすいのだろう。
検索をするということは、人が生活をする中で、なにか疑問や調べたいことがあるということだ。
たしかに、3つの記事はこのようなかたちで疑問に答えている。
① ハスとレンコンって何が違うの!?ハスとスイレンは何が違うの!?
→身近な食材である、ハスとレンコンはどう違うのか。
→似たような水生植物であるハスとスイレンは同じものなのか。
② 新国立競技場の売店とスタジアムグルメのいまを記録しておく!
→新国立競技場の中の売店やスタジアムグルメはどのようなものがあるのか。
③ いいじゃな、いいじゃな、いいじゃない♪が思い出せない。
→過去に聞いたことがあるコマーシャルソングについて。
👉検索されやすい記事の要素を方程式化
このように検索されやすいことが読まれる記事の理由となることがわかった。
では、世の中の人が気になるQ&Aみたいな記事を書けばいいのかということになるけれど、それだけでは検索上位には上がってこない。
実は、もうひとつ要素があるのだ。
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