頭がごちゃごちゃしたときこそ、「何のために」を振り返りたい
つづるです。今日は仕事で頭がごちゃごちゃしたので、そんな日こそ時間の使い方を考えたいということを綴りたいと思います。
そもそもどうしてわたしの頭がごちゃごちゃしたのか
社会人7年目になると、「仕事の進め方」がざっくりとでもわかるようになりました。全くの新しい仕事でも、まずはこれをやって、次にあれをやって…と、頭の中で予定の整理が何となく見通しも立ってきます。
でも、その自分の見通しが「パーン」と砕け、一気に頭がごちゃごちゃになる時があります。
それは、「”手戻り”さんの到来」
手戻りとは 簡単に言うと「終わった(と思った)仕事が戻ってくること」です。
…手戻りさんは、悪気も無く、唐突にやってきます。
何故、手戻りさんが来てしまうかというと、事実として「何かしらの漏れ」があるからです。
「企画」「設計」「検討」といった、仕事の流れの前の方の何かしらが漏れてしまったから、手戻りさんは 漏れを知らせに来てくれるのです。
ここで、わたしは頭がごちゃついて、思考停止を選びたくなるわけです。
手戻りさんは来ない方が嬉しい。でも、来たらチャンス
思考停止を選んだとしても、手戻りさんは居なくなってくれません。
さらに、手戻りさんは、「仕事の流れの後の方の人」から告げられることが大半です。なぜなら後工程の人が作業をする中で「これどうやったらいいんだろう?」という壁にぶち当たることで、手戻り発覚につながることが多いからです。
この時のやりとりが、手戻りさんを「チャンス」とするか「単なるミス」とするかを左右します。
後ろの方のひとが手戻りさん襲来を伝えてくれたら、「ヒューマンエラー」とか「ケアレスミス」なんて言葉で片付けず、
「企画書」「企画手順」「設計ルール」といった「属人的ではない、仕組み的なことを見直すチャンス」になります。
そのチャンスに気が付かず、「次から気をつけるわぁ」で片付けると、手戻りさんの存在をせっかく教えてくれた後ろの工程の方に申し訳ないなぁと、わたしは思います。
頭がごちゃついたら、まず「企画」を見直す
とにかく、私の元にも、本日 何名かの手戻りさんがやってきたのです。
今やっている仕事は、全くの新しいシステム開発の仕事で、わたしも正直手探り状態。もう、勉強して試行錯誤するしかない状態です。
そのため何が手戻りさんなのかすらよくわからないので、わたしの頭が情報処理に追いつかず「ぱーん」となってしまいました。
何から、どう修正したらいいかもわからない状態の時は、「何のため、誰のためにこの仕事をしているのだっけ…」を思い出さねば…と、我に返りました。
「はじめよう!要件定義」という本で、システム開発の勉強中なのですが、まず「企画書を作成しゴールを明確にする」と書かれていました。
色々試行錯誤しながら 最初にするべきであったであろう企画書づくりを頭の中で処理させてしまっていたので、ちゃんと見えるかたちで資料を作り、自分以外の方に(未来の、頭のごちゃついた自分にも)きちんと見てもらえる状態にしないとなぁと反省しました。
どんなことでも、「何のため、誰のため」が抜けてしまうと、たちまち方向性が定まらなくなってくる気がします。新しい仕事にありがちだなと思うので企画段階を一番大切にしたいなと思います。
ただ、こういうたくさんの情報を交通整理して、限られた時間の中でまとめあげられるひとは本当にすごいなぁと、新しい発見を届けてくれるのも、新しい仕事だよね、と思いました。
今日はわたしのnoteに遊びに来てくださってありがとうございます。システム開発分野はまだまだ勉強が足りないので、毎日「やりかけの仕事感」があります。
ただ、建築設計士とシステム開発の二足のわらじを履いて、最終的に、どうにかデザイン的にまとめられたら良いなと思います。
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