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とにかくひたすら映画について語る vol.3

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映画関連noteが200に到達したので、新たにマガジンを作りました。
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2019年2月の記事一覧

すべてを失う前に。

すべてを失う前に。

映画を見て、苦しくて、悔しくて、恐怖に打ち震えて、涙したことはありますか?

私は今回が初めての経験でした。

この93分間を冷静に、動揺することなく、見れる人がいたら教えてほしい。

タイムリーすぎて、狙ったのってくらい、日本でもニュースでとりあげられているドメスティックバイオレンスがテーマのフランス映画「ジュリアン」のことです。

何年か前のmyfrenchfilmfestivalとフランス映

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【cinema】アイ・ビロング

【cinema】アイ・ビロング

今まで数々の映画を見てきて、ハッとさせられるもの、心に響くもの、気がつけば余韻を残していくもの、あらゆる映画に出逢ってきました。

この映画はそのどれにも当てはまり、未だに私の心の中にスッポリと収まっているような感じ。派手さは一切なく、むしろ地味そのもの。だけど、何でこんなに私の心を掴んでいるんだろうか。

***

あらすじはこうです。

リセ、グレテ、クリスティーナ。3人の、年齢も立場も境遇も

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トーキョーノーザンライツフェスティバルのこと。

トーキョーノーザンライツフェスティバルのこと。

あまりにも映画レビューを書かなさすぎて、自分でもどうしてしまったんだろうと思うのだけど、映画を観るペースは例年と変わらず、わりと順調だと思う今日この頃。ツイッターには、見た感想をすぐ書くようにしていて、備忘録として利用してます。

さて、こないだの三連休に観に行ったトーキョーノーザンライツフェスティバルで見た作品について、書きたく。

これは渋谷のユーロスペースにて毎年催されている北欧映画のイベン

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