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心の日記

朝 4年生
昼 1.2年生
夜 中学1年生

朝から晩まで出ずっぱり。

1日で3カテゴリーも見る中でたくさん感じるものがありました。

夜はひとりでラーメンを食べに。

駅までの徒歩で今日1日を振り返り、涙が溢れそうになりました。

全然ダメダメやったけどなんとか踏ん張って素晴らしい頑張りを見せてくれた4年生。

普段、ちょっと気がそれちゃったり頑張れなかったりする子たちに心を燃やされた1.2年生。

考えるという事と向き合い、チームの代表であると自覚する事。
キャパオーバーしまくりの中学1年生。

大前提、みんなめちゃくちゃ一生懸命で真剣や。

やけど、人それぞれ“一生懸命の基準”が違う。

これは当たり前の話。

だって、本気になった回数、何かに感情を左右された回数。

悔し涙を流した回数、感動の涙を流した回数。

みんなの全てがそれぞれ違うから。

それはそれで良い。

でも俺たちはチームやから。

ちょっとでも上手くなりたい、強くなりたいと思う選手がいるのなら。

いや、チームのユニフォームに袖を通してエンブレムを背負ってピッチに立つのなら。

全員が大切な、“代表選手”です。

サッカーが上手いとか下手とかじゃない。

自分にできる事を全力でやり切る。

1.2年生の1人がね。

いつも、自分にできないって思う事は絶対にしなくてすぐ文句言っちゃう子がいるんです。

でも今日はね。

試合前のアップの時から、自分からみんなに、「これしようや!」って声かけたり、わからない困ってる子に教えてあげたり。

その子なりに頑張ろうとしてるのがめっちゃ伝わりました。

そしていざ試合になると。

今までは相手のお尻追いかけてるだけやったのに、相手のコーチにまで褒められてしまうナイスファイトをしてくれたんです。

もちろん、めちゃくちゃ下手やで。

やけど、それってサッカー上手いよりもカッコいいやん。

自慢げに、「俺膝から血出てん!」って言ってくれました。

今までやったらすぐ泣いてたのに、凄く誇らしかった。

って、僕は思いました。

そして夜。

中学1年生の子の話です。

めちゃくちゃ下手くそで考えるのが苦手で、身体能力も全くと言っていいほどです。

でも、スーパー優しいんです。

そして何より、頑張り屋さん。

頑張りすぎて目の前の事に夢中になってしまうからこそ、周りが見えなくなってしまう。

そんな子が、2日前の試合で大活躍をしました。

僕にとっては本当のスーパープレーです。

絶対に最後まで諦めずに、身体を投げ出してゴールを守ってくれました。

そのプレーに魂が震えた。

そして今日。

自分で考える、自分のことをやるのでも精一杯なはずやのに。

失点をしたシーンで、「ごめん、〇〇に指示するの忘れてた」って言ったんです。

その子にとって仲間に指示することは自分の仕事になってるんです。

もう一回言いますが、今はめちゃくちゃ下手です。

でもそれって。

チームの事を、仲間の事を自分ごととして捉えれる。

素晴らしいと思うのは僕だけでしょうか?

あ、この失点は意味があるもんやってその時確信しました。

そういうミスはいいんです。

ミスは誰でもするから。

そのミスをどう捉えて、どうみんなの成長に繋げるか。

それがあれば何点取られても、何回負けてもいいです。

もちろん勝ちたいし、勝ちを最後まで目指しますが。

でもいちばん大切なのは、子どもたちの心がどうなるか。

色んな事を感じて、経験して、大きくなってもらいたい!!

失敗も成功もチャレンジできたのもできなかったのも、全部が素晴らしい経験になる。

サッカーが上手い下手よりも大切なもんがあるぞって、僕が教えられてるみたいになる時だってあります。

ラーメン食った後に思い出し泣きしてしまうくらい熱い日常に感謝や。

本気で生きよう

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