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11月22日(金)朝食 パスタ・アッラ・カレッティエラ

久しぶりの朝食パスタです。
まだ紹介していなかったパスタ・アッラ・カレッティエラを作ります。

カレッティエラ(carrettiera)は車夫、馬車引きという意味のカレッティエル(Carrettiere)が語源で、馬車引きが道端でパスタを茹でて保存のきくニンニク、ペペロンチーノ、ペコリーノ・ロマーノ、道端のハーブ(プレッツェーモロ)と合わせて食べたのが由来と言われています。

一番の特徴はフライパンを使わずに作るところです。

イタリアでも地域によって使う食材や作り方が違うようで、トマトを使ったりフライパンで加熱してソースを作ったりするそうです。
何故か日本ではトマトを使ったソースとして紹介されることが多いですが、今回作るのはシチリア風カレッティエラでトマトを入れずフライパンも使いません。


(材料1人分)
パスタ1.7mm 120g
ニンニク 1片
ペペロンチーノ・ピッコロ 2粒
EVオリーブオイル 15〜20g
ペコリーノ・ロマーノ 適量
パルミジャーノ・レッジャーノ 適量
パセリ 適量

水 1200ml
塩 12g

ペコリーノ・ロマーノとパルミジャーノ・レッジャーノを合わせて使います

1 ニンニクは皮を剥き芽を取ってみじん切りにする

2 ボウルにニンニクと砕いたペペロンチーノ・ピッコロを入れる

3 パセリをみじん切りにする

4 沸いたお湯に塩を加えてパスタがアルデンテになるまで茹でる

5 ペコリーノ・ロマーノとパルミジャーノ・レッジャーノをすり下ろす

6 ボウルにEVオリーブオイルとパセリを加える

7 アルデンテになったパスタをボウルに入れ、すり下ろしたチーズを加えてよく混ぜ合わせる

パスタの茹で汁をスプーン1~2杯加えると食べやすくなります

8 器に盛ってボナペティ

いただきます

・生のニンニクを使っているのでアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノよりパンチがあります。
身体が温まりそうです。
そしてダイレクトにニンニク臭なので、これから人と会うという場合は食べないで下さい。

・プレッツェーモロ(イタリアンパセリ)がなかったのでカーリーパセリを使いました。
チーズも本来使うのはペコリーノ・ロマーノだけです。


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