染め和紙の研究室
今朝は墨染め。
グリーンの色の墨単色で染めました。
使った和紙は美濃紙。
原料は楮(コウゾ)です。
まず、ローラーでドウサ液を塗布して乾かし
墨色を乗せて、乾かないうちに揉み加工。
ローラーを使っているのでドウサ液が付いたところと
和紙の生地のままのところで墨の染み込みが違います。
ドウサ液が乗っているところは、揉んだ時の模様がはっきり出ます。
この加工は、今のところ、この美濃紙が最適です。
和紙により、それぞれに最適な(と思う)染め方があります。
同じ紙同じ染料を使っても、人によっても仕上がりが違います。
それが染め和紙の面白いところで、奥深さ。
わがみやうめだでは ラボとして 染め和紙の可能性をどんどん追求していきたいと思ってます。
額縁職人さんの吉田さんに今度ご指導していただく機会を得ました。
額縁に箔押しや色付けをするWS。
ひょっとしたら 何かヒントになることがあるかもしれないです。
トップ画像のグループ展の絵描きさん 友人の真由ちゃんからもいろいろ情報交換やらヒントやら頂いてます。
彼女は今回は海の絵。
海の絵を描く画材の使い方教えていただき、和紙染めにも取り入れて挑戦しています。
人と人の交流で化学変化が起き、何かしら新しいことが始まることは多々あります。
アトリエ & ラボ わがみやうめだ ではそういう空間になっていけばいいなとゆるりと考えています。
少しずつ理想とする空間に近づいてる実感があります。
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