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コロナ後のビジネスチャンス その1

椿の季節

「コロナ後の新ビジネスチャンス」 という本を読みました。
p42 クジュー(株) 松田公太さん の文章

「アフターコロナにおいて <中略> 例えば小売ショップでは今後はオンラインでの購入が中心となり、店舗は単に、商品を確認するだけの場になるかもしれない。」

まさにその通りのことが現実に起こってます。

庭の水仙

小売店の役割って何だろう。
友人の靴屋さんでは 店舗に来たお客様が靴を試し履きして、サイズを確認して 結局何も買わずに帰り、ネットで同じ靴を安いお店から購入するという消費行動が結構頻繁に見受けられる・・・と嘆いています。
消費者の立場から見ると とても合理的な消費行動だけどね。

岡山県立図書館の雪柳

私も同じような 経験があります。
まだ今ほどネットが普及してないころの事(20数年前)ですが、その頃は壁紙やふすま紙などを扱ってました。
大量の購入は メーカーから直接とか、他県の安売りの店から購入し、ほんの僅か数枚の不足分の注文は 当店にという購買行動が当たり前になってきたので 壁紙、ふすま紙業界から撤退し、和紙専門店になりました。

我が家の庭のツバキ

で、今。
和紙専門店として 和紙小物を含め 展開してきましたが お店を続けていくことに対し 限界かな という風に感じてます。
山口周さんが 的確な言葉で表現してくれてます。
「小売業は eーコマースに取って代わられた。」
まさに ネットで買えるものは 小売店の店頭に並べて売っても 売り手側からのメリットは 無くなってるなぁ という印象です。
和紙小物、文具は ネットでも 雑貨屋さんでもいたるところで扱ってる。
まだ体力があるうちに業種転換しようと考えてます。

同じく山口周さんのご意見で
「これからは 自己実現欲求を満たすための商売になる」
モノ消費 → コト消費 → エモ消費 
モノがあふれて買いたいものが無い。
WSなどの教室の流行。
コロナがあって お客様が来ない日が続いて じっくり考える時間ができて、はたまたいろいろあってこれからの自分の生き方を見直す機会になりました。

で、先行投資。
路面店から撤退して 古いビルの二階に移動して そこを改装し、
その場所を生かすような生き方をすることにしました。
社会から求められるもの と 自分ができること(得意とすること)
の 接点に仕事は生まれると思ってます。

どんな仕事にしていくか
次のレポートで綴っていきます。

〒700-0822 岡山市北区表町 1-2-36
 わがみやうめだ 電話 086-231-3371
                梅田剛嗣

 

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