最近読んだオススメは?(クリエイティブ司書に訊く)
このところ詩や短歌を読むことも多くなっています。短いことばに凝縮されたエネルギーを感じていると、自らも何かを生み出したいという熱情に駆られるから不思議です。
今回は「最近読んだオススメは?」ということで、小宮山が最近読み終わったばかりの作品のうち「これこそが今後の出版会に必要とされる本だぁぁぁぁぁぁぁ」と思った一作をご紹介いたします。
PHP研究所さんと青山美智子さん、ほかゲストの皆さまが語らうラジオトーク「青山美智子のどうにかしNight!」もとてもよかったですね。
アーカイブでまだ聴けるうちにどうぞ・・・!↓↓↓
インスタでは「これぞ本!」のひとことで終わらせていますけれど、この一言に込めた意義・熱意・願望はとてもとても深く熱く大きいです。
紙の本の立場が(世間的には)危ぶまれている今、まさにこういう「造形的・創造的作品」として完成された、作り手も見た目も制作ストーリーも魅力的な「眺めても読んでも美しい本」というものが出版界に必要とされていると思うのです。
多くの方が関わったからこそラジオトークのような広報ブランディングも盛り上がったと思いますし、U-kuさんの絵があるからこそ「プレゼント」として美しい本になっているし・・・。
こういう素敵な本を贈りあう「ギフト・ブック」的風習が、欧州のサン・ジョルディの日やヴァレンタイン・デーのように日本にも根付けばいいのにと日々思っています。『マイ・プレゼント』に限らずとも、日本の本の装丁って諸外国に比べてもきれいな気がしますし!
(僕が洋書を買うのはペーパー・バックのことが多いからかもしれませんが…。)
『マイ・プレゼント』は、自分だけでなく大切な誰かにも贈りたくなる一冊です。
今の私から、過去のご縁にありがとう。
そして未来の途によろしくね。
そんな、時をかける贈り物として適役な「ギフト・ブック」だと思うのです。
・・・作品については、もうこれ以上は申しますまい。
気になる方は、できれば最寄りの(そして「推し」の)御本屋さんで、青山美智子さん/U-kuさんの『マイ・プレゼント』をご購入されてください!
椎葉村図書館「ぶん文Bun」ではたらいている僕だからこそはっきり言いますが、この本は「買わないとだめ」です!
買って、自宅の本棚やお気に入りのカバンに入れて、いつでも傍にいてもらいましょう。