【読書記録】てのひら怪談 ずっとトモダチ
2024年26冊目。
キミノベル版てのひら怪談の第三弾です。今回も蘆花公園など本格的なホラー小説家が集まっていて本気度が伺えます。
恒川光太郎作品が好み。『怪と幽』などでも恒川作品はお気に入りなのですが、てのひら怪談でも面白いと感じました。
恒川作品は世界観が広いというか奥行きが感じられるのがいいと思います。今回の作品でも800字の制限を超えて、短編小説や長編小説にでも展開されるような感覚を覚えました。「地下迷宮」あたりは特にそうですね。自宅の地下に迷宮が繋がっているってこれから冒険が広がりそうじゃないです?