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干し芋が出来るまで [Step1] - 芋洗い -
こんにちは。
干し芋の鶴田商店です。
新物の干し芋の製造が始まり、いよいよ冬本番といったところですね。
そして、今年もあっという間に12月、師走でいろいろとドタバタしてしまう時期ですが、干し芋が1年間で一番盛り上がるのがこの時期なのです!
そこで、毎週少しずつですが、干し芋の製造工程をご紹介していきたいと思います。まずは、原材料のさつまいもを洗うところからです!
1,お芋の準備
まずは、さつまいもを準備します。
専用の貯蔵倉庫で、2ヶ月間以上低温で熟成したさつまいもを、収穫した順番に倉庫から運び出します。
![倉庫1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66894157/picture_pc_a1ecd0d34e49799f09a50ebed8ab903b.jpg?width=1200)
当店で使用している「べにはるか」は、元々糖度が高めの品種ですが、それでも収穫した直後に食べると甘みや旨みが薄いため、低温熟成させることで、糖度が上がり、美味しいさつまいもになります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/66894205/picture_pc_99208e8e6e32617523435beaf9e7d6a7.jpg?width=1200)
2,選別
さつまいもは自然の作物ですから、何かの原因により、低温熟成期間中に稀に、カビが発生したり腐敗を起こしてしまうお芋もあります。
そのため、洗浄する前に、食べることができないさつまいもの有無を確認し、見つけた場合は、取り除いて分けていきます。せっかく育ってくれたさつまいもには申し訳ないことになりますが、感謝の気持ちを忘れずに、作業をします。
3,洗浄
そして、いよいよ洗浄します。
専用の洗浄機を使用し、お芋を投入すると自動でくるくる回転しながら移動し、シャワーとブラシで泥などの汚れを落としていきます。
この作業は、2人で行いますが、1人は選別しながらお芋を投入していきます。もう1人は、洗い終わったお芋をコンテナに入れていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1638431645370-Yidv31p4pd.jpg?width=1200)
洗い終わったお芋は、汚れが綺麗に洗い落とされて、美しい濃い赤紫色になります。2ヶ月間以上の倉庫での眠りから覚めて、シャワーを浴びてキレイになって、いよいよ「これから美味しい干し芋になるぞー!」という感じですね(笑)。
![](https://assets.st-note.com/img/1638431716148-DZxftkWS3R.jpg?width=1200)
以上、芋洗いの工程でした。
洗浄機の中をくるくる回転しながらシャワーを浴びるお芋さんたちの動画シーンは、とても可愛らしい姿で飽きずに見入ってしまいました(笑)
今回のご紹介は以上となります。
次週は次のステップ、お芋を蒸す工程をご紹介します。
ぜひ、お楽しみに♪
新物の干し芋販売始まりました!
新物を召し上がって、縁起良く、福を呼び、良い年納めにしてみませんか。