【縦スク文庫】 庭の暗殺者
ずっと、ずーっと気になっていた、「縦スク文庫」に挑戦させていただきました。
おしゃれかつ斬新、そして読みやすい!
ミムコさん天才!
ミムコさんがnoteに上げていたお手本をもとに実際に作ってみて、そのおしゃれさと読みやすさの両立にはものすごい工夫が凝らされているんだなと実感しました。
間の取り方やイラスト、文字の配置、それから文章を邪魔しない、でも印象的な背景。
それらの合わせ技は、読者を書き手の世界にスッと引き込みます。
そんな芸術的な読書体験、私も作ってみたい……!
わくわくと縦スク文庫を読みながら、鼻息荒く文章を書いてみたのですが。
エッセイが貼り付けられた、一反木綿のような長い長いCanvaのテンプレートを見て、ちょっと途方にくれました。
比喩が……形容詞が……長すぎる!!
普段の私の文章をそのまま入れると、なんだか延々と早口でしゃべっているような、相槌を打つ隙も呼吸をさせる隙も与えないような印象になってしまって。
おまけにいきなり脱線したり、また戻ってきたりとせわしなくって。
ときどきカフェで見かけるマシンガンおばちゃんみたいになっていました。
マシンガントークは、縦スク文庫には似合わない。
意識的にスーハー深呼吸しながら、一行に収める文字数や形容詞の位置などを整えつつ、なんとかできたのが上の作品です。
絵本を作っているような、詩を書いているような。
「おしゃれは一日にしてならず」だなと苦笑しながらも、いつもとは違う執筆体験ができてとっても楽しい刺戟をもらいました。
ミムコさん、ありがとうございました!
「縦スク文庫」自体の詳細はこちらから。
お試し用テンプレートもいくつか上げてくださってます。
ホームページも掲載作品もめちゃくちゃ素敵。
次回の文学フリマに向けて、またまた才気をほとばしらせているご様子。
ちなみにエンジェルストランペットの毒性は、こちらのサイトで知りました。怖。