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つねの「自己曖ラジオ」

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読む深夜ラジオです。もしも自分の深夜ラジオがあるとしたら、話したであろうことを書き殴っています。
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noteのきっかけとラジオ(曲紹介#1)

私は深夜ラジオが好きだ。 それはパーソナリティの考えが、この世のメディアの中で最も無加工に近い形でリスナーに届けられるからだ。加工のプロセスはパーソナリティの脳から言葉に変換されるときと、言葉を聞いたリスナーが解釈するとき、そしてラジオでの発言を書き起こして記事にするときだ。 この最も無加工に近い深夜ラジオでは、公共性と閉鎖性を保つという、とても際どいことをやってのけている。公共の電波に乗せながら、一見公共には無益な話をする。誰もが聞ける状態にありがながら、毎週聞いていな

ひねくれは悪くないけどただひねくれてるのもどうなのよ

「ひねくれ」とか「ナナメの視線」を持っている人って、「面倒くさい」って思われる場合があれば、「面白い」って思われる場合があると思います。 例えば、「サークルの飲み会のノリが苦手」とか「バーベキューに行く意味が分からない」とか。なんとなく世間一般的に「楽しい」とされる事柄に対して、「つまらない」の意見を持っている人のことを言っています。 こういう人に対して10年ぐらい前までは、「飲み会が嫌い」と言ってしまうと「集団に身を置けない面倒くさいヤツ」という烙印が押されていたと思い

M-1グランプリ2020も楽しかったよねという話

お笑い好きもそうでない人も見るM-1グランプリ、今年も最高に楽しかったですね。 今年はGyaoに加えてYouTubeでもネタ動画が公開されてユーザに見やすい構造になったと思います。 本大会の結果の考察マヂカルラブリーが優勝というのは正直大会前では予想はできませんでした。何年も前から準決勝には進出しているものの、王道漫才からかけ離れた彼らのスタイルは、お笑いを見慣れたファンは笑って、初見さんは置いていくというイロモノ枠でした。僕も毎年マヂラブのネタは楽しみにしていて、好きな

アウェーでも頑張ってるよ(曲紹介#3)

東京は誰の街でもない。 多くの人がそう思ってきたように僕も思っています。 東京都民以外は全員、いや意外と都民の人も全員東京ってアウェーなのではないでしょうか。 アウェーって基本的にパフォーマンスが落ちるんですよ。サッカーのホームとアウェーの場合、圧倒的にホームの方が勝率が高い。 それでも何かしらの目標や理由、夢があってアウェーで勉強なり仕事なりしてきています。 毎日のアウェー戦、勝率はいかがでしょうか。 勝ち越している人。すごいです。勝率を維持しようと奮闘している

日陰メンタルの就活(曲紹介#2)

就活、大変ですよね。 仕事なんてできるかわからないのに「できます」と言い張らないといけない。日陰者で周りの様子を伺いながら「できそうなこと」をやってきた身からすると、「やってみなきゃわからないこと」に対して自信満々で語るなんてアレルギーが出そうになる。 「私はAという経験があって、Bという結果を残しました。だからCという面において御社で活躍できます」 って面接で話すと思うんですよ。これ、AとBとCってちゃんと考えたら全然違う話じゃね?って思ってしまうのが悪い癖。 しか

脱「優等生」?(曲紹介#4)

「優等生」キャラは大学以降の立ち回りが非常に困難です。 小さいころから「優等生」キャラで、新しいキャラを手に入れることをしてこなかった僕が言うので間違いありません。 どう難しいか触れる前に、「優等生」キャラとは以下のような特徴を持つキャラクターの人だと思っています。 ・ルールを守り、模範的な行動をとる ・言われたことは忠実にこなす ・先生や上司からよく褒められる ・他人と喧嘩することが少ない ・真面目 どこのクラスにも一人はいるんじゃないかと思います。基本いい奴で、勉

楽曲のようにコントを共有したい(コント紹介#1『世の中に必要のない人』ゾフィー)

お笑いが好きな人で、何となく肩身の狭い思いをしている人は僕だけではないはず。 「僕はお笑い好きだけど、面白い人間ではないよなぁ」 っていう理由でなんとなくお笑い好きを公言できないときがあります。ただ、これって少し不思議なことで、小説を書けなくても読書好きは名乗りやすいし、作曲できなくても音楽好きは名乗りやすいし、カメラを触ったことがなくても映画好きは名乗りやすいと思います。 何なんですかね。これ。 好きなものは好きなものなんだから公言していきたいんですけど。その原因を

人生の燃料が見当たらない

「自分にはこの先60年の人生を走り切るだけの燃料を積んでいないな」 就活を終えた私の感想である。 就活の軸が定まっていなかった。考えていた条件としては 1.国立理系大学院にまで進学して勉強してきた内容が少しは活かせること 2.食いっぱぐれないこと 3.人が不幸になることで稼がないこと 4.イケイケ社員ばかりの社風ではないこと などである。 条件はほかにもあるんだけど、こんな感じで消去法に近い企業選びをしていた。 上のような就活の軸を持っている人間の欠点は 「強いモチベ

傷つき方も笑い方も人それぞれ

「傷つかない笑い」っていいよね。見てて不快にならない上に面白い。 あれ、でも「傷つかない」とか「面白い」とかってみんなで同じラベルを貼っていいんだっけ? ラベルを貼ってみんなで「この笑いは傷つかない!これがいいお笑いだ!」っていう風潮の行き着く先は、多分先頭切ってあなたが嫌いな、あなたが言うところの「傷つける笑い」ですよ。 「傷つける笑い」の良くないところはツッコミと称して、世間の「普通」と離れた部分を、散々おもちゃにして、「変だ」と決めつける価値観の押し付けにあると思

恵まれているコンプレックス

あまり不自由なく生きてこれてしまった。 人間的に理不尽に扱われると感じたことのない人生である。不自由なく勉強やってスポーツやる環境があった。いい大学に入った。大企業に就職する予定である。見事なほどに前時代のレールを綺麗に走ってきた。あえて自分が居心地の悪い環境に脱線するようなチャレンジをしてこなかった人生だともいえる。だから、自分でレールを敷こうとしている人を見ると眩しくて仕方がない。 そのことで猛烈に悩むことがある。自分は近くで悩んでいる人に対して寄り添える人間でありた