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詩文以外の能書きとか

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そのまま詩とはしてない雑文や、能書き、エッセイみたいなものと思えば、思えなくもない
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希望

希望

子供たちはいつも希望を背負わされ
すさぶ丘を登っていく

ある種の言い訳と
信託された涙と
鼻と口を塞いだごみの山と
しらじらと明けるネットの中で
子供たちは明日を探す
空っぽの手で

大人たちはさもあたりまえと
なにもせず週末を過ごす
もう飲み込まれたものが
失ってしまったものが
失い続けているものすらも
遠い過去のように
意味も無かったかのように

なにも手渡すものはないのか
背負わせるだけで

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【つぶやき】普通の話

【つぶやき】普通の話

僕は”普通”とか”みんな”とか”常識的”とかそんな言葉で良い、悪いを決めつけようとしたり、何か物事を語ろうとするのを見るとうんざりする。
ばかばかしい。ばかばかしいにもほどがある。

まじで言ってる?
その普通っていうのはどこの統計だ。みんなというのは誰と誰と誰だ。常識っていったいどっから引っ張り出したんだい?
大抵そんなん深く考えちゃいない。ちょっとした権威付けなんだ。しかしそんなふうな普通だみ

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表現者に

表現者に

なぜみな表現したいのだろうか
表現者になりたいのだろうか
表現をすればなにか変わるのだろうか
救われるのだろうか
表現できないとすれば
それがなんなんだろうか

動物なら表現などしない
求愛はするだろうが
それたしかにするが
わざわざ他で目立とうとはしない
表現などすれば
たちまち天敵に狙われるし
せっかくの獲物も逃げてしまう
表現になんら得るものはない

人間はなぜ表現したいのか
表現者に何を憧

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【つぶやき】詩について5 詩の現代と未来 AIなどの話

【つぶやき】詩について5 詩の現代と未来 AIなどの話

その5です。
引き続き、見出し画像を「みんなのフォトギャラリー」から「短いシカ」さんよりお借りしてます。ありがとうございます。

詩について1から4まで、だらだらすみません。でもそっちから見てね。
さて未来。今回は短くなるか。

正直、詩の未来など語れるほど僕は普段あんま考えてないないということは最初に言っておきます。
ただ目に入って興味が湧いたことはどうしてもとりあえず口に入れるタイプです。入れ

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【つぶやき】詩について4 詩とコミュニケーション ぽえ会の思いで

【つぶやき】詩について4 詩とコミュニケーション ぽえ会の思いで

その4です。
引き続き、見出し画像を「みんなのフォトギャラリー」から「短いシカ」さんよりお借りしてます。ありがとうございます。

さて今までのも含めて、これから書くものも詩の中のほんのほんの一面です。何事もひとつの切り口では語れないということもわかって読んでね。

1,2,3でしつこく詩のディスコミニュケーションについて触れた。
詩は言葉や文字そのものに意味をもたせるのものの故、思ったようには伝わ

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【つぶやき】詩について3 詩に思うこと

【つぶやき】詩について3 詩に思うこと

その3です。
引き続き、見出し画像を「みんなのフォトギャラリー」から「短いシカ」さんよりお借りしてます。ありがとうございます。

詩に思うこと。
もともと詩は定型のものだった。これは古代からの詩の話。
東西を見て、詩はそういうものだった。
それは詩の本来の役割からして必要だった。詩は伝承のために発明された。人々の口に介し、伝え続けられるため。
それは儀式の呪文や経文であったり、後世に残そうとした英

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【つぶやき】詩について2 詩とは、僕は詩を書いているのか

【つぶやき】詩について2 詩とは、僕は詩を書いているのか

その2です。
引き続き、見出し画像を「みんなのフォトギャラリー」から「短いシカ」さんよりお借りしてます。

で、前回僕は詩を書こうと思っていないって書いたんですが、じゃあ何を何で書いてんだって話ですけど、そもそも詩ってなんだろね。

よく「詩的だ」とかいろいろなとこで目にしますが、なるほどと思うものもあるけど、どこがだって説明してもらいたくなるものもある。

詩とは
「文芸の一つの形態。人間生活・

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【つぶやき】詩について1 僕が詩を書くようになったのは

【つぶやき】詩について1 僕が詩を書くようになったのは

まず、見出し画像を思い立って「みんなのフォトギャラリー」からお借りしてみた。どんなふうかと。使わせてくれる方、ありがとうございます。
しばらくこれでやらせてください。

さて本題。
僕は詩を書こうと意識して取り組んだことはない。
ちょっと語弊はあるかもしれないが今でも。

詩らしきものを書きだしたのは、かなり前、学生の時か。
学生(最初は高校)のときにバンドでやる歌詞を書きはじめた。当時のはやりも

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