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ゆるネントレ10ヶ月|子の成長と睡眠退行

生後5か月までネントレの経過を書いていたのに、6~9ヶ月をすっ飛ばして10ヶ月のことを書く私。
その期間は離乳食のことで頭がいっぱいだったので、ねんねのことであまり悩んでいなかった、いられなかったのです。

睡眠に全く問題がなかったわけではありませんが、前回のねんねnoteにあるとおりメンタルリープでうまく眠れないときもあるとわかり
「そういうときもあるよね」くらいで深く悩まずに過ごしました。
だいたい1日12~14時間くらい睡眠がとれていたことも安心材料に。

つかまり立ちはセルフねんね崩壊の始まり

唯一と言っていいくらいの問題。
それは、つかまり立ちできるようになったことでフェードアウトメソッドでの寝かしつけができなくなってしまったことです。

今までどおりのねんねルーティンを行って眠る前に寝床においても、すぐに立ち上がってベッドの柵に手をかけガタガタ揺らしたり大興奮。
そのうち泣き始めるので声をかけてなだめるも全然落ち着かず、結局心が折れて抱っこで寝かしつけてしまいます。
そんな調子で徐々にフェードアウトメソッドをはなから諦め、抱っこで寝かしつけるようになりました。

愛波さんのねんね本で「今の寝かしつけでハッピーならネントレは不要」と書いてあったこともあり、今は特に支障ないし良いか…としばらく抱っこ寝かしつけを続けていました。
眠れればスタイルはなんでもいい!

本当にメンタルリープ?

ところが生後9ヶ月くらいから、少しずつ14時間眠れる日がなくなり、夜の頻回起きと早朝起きに悩まされる日が増えていきました。
最初は「メンタルリープだよね…?」と特に手を打ちませんでした。でも2週間以上耐え忍んでもまだおさまらない。

これは何かしたほうがよいかもしれないと、
いつもどおり睡眠の土台で整っていないところはないかチェックし、遮光シートの貼り付けが甘いところはテープで止めなおしてみたりしますが改善せず。
ねんね本を読み返すもヒントを見つけられません。
もうわからん!!と考えるのを放棄して夫にねんね本を渡し、「なんか書いてないか見てみて(笑)」と無茶を言ってみます。夫、かわいそうに。

しかし頼んでみて大正解でした。
もしかして鉄分とマグネシウム不足?ということに気づいてくれたのです。

本では
・鉄分とマグネシウムは睡眠障害を予防する栄養素
・鉄分不足はむずむず脚症候群を引き起こすことがある
と記載がありました。
夫曰く「子が足モゾモゾさせていた気がする」というのです。

なんと。
子のことは私のほうがよくわかってるつもりだったけれど、そんなことなかった・・!
光漏れやら室温などばかり気にして、子の様子をちゃんと見れていなかったのかもと大反省でした。
とにかくやれることはやろうと、もともと意識していた鉄分に加えてマグネシウムも意識的に取り入れるようにしました。
本当に栄養に問題があったのかはわかりませんが、身体を作るために重要なことと考えて継続的に意識するよう心に決めたのでした。

幸福度アップへの挑戦

そして反省ついでに、睡眠の土台のうち今まであまり意識してこなかった「幸福度」も何か手を打てるのでは?と思い立ちます。

こんなに四六時中一緒にいるのに低いわけない!
逆に低かったらショック!!
幸福度が低い可能性はどこか考えないようにしている節があった私。でも自分を過信してはいけない。

とはいえ、幸福度は目に見えないしどうしようかなと思いつつ、試しに子が起きているあいだは極力そばにいることにしました。
イコール、ほぼ家事はしないことになります。
家が荒れているほど子の心は満たされるはず大作戦とでも言うべきか

離乳食やミルクの用意等どうしてもやる必要のある家事中も、子が寂しい声を出したらすぐ飛んでいくスタイルで1日過ごしてみました。

【結果】
ほぼ変化なし(夜の頻回起きは多少少なくなった?くらい)

子が寝ている時しかまともに家のことができない=子が寝たあとフルパワーで片付けやらなんやらするので、親は休憩時間が単純に減ります。
そのうえ成果も出ないときたら、このスタイルは全然続けられませんでした。

量より質

前回の作戦は一緒にいる時間、つまり量を単純に増やす作戦でしたが成果が出ませんでした。
じゃあ今度は質か。
とはいえ質を上げると言ってもどうすべきかピンと来ず、そのまま子の頻回起きに耐える日が続きました。

そんなある日、偶然にも質の高さを実感する出来事がおきます。

その日はワンオペで車移動しており、渋滞で行きも帰りも1時間半〜2時間近くかかってしまいました。
眠れない時間は子はギャン泣き。
いつも車が動いていれば割と眠るのに、この日はうまくいきません。
1日の多くを車移動で寂しい思いをさせてしまったな…と私まで悲しい気持ちに。

そこで就寝までの時間はなるべくくっついて過ごすぞ!と決意します。
夕食は調理不要なバナナのみにし、しかもベビーチェアに座らせると物理的にも心理的にも距離が出る感じがするので(私見)、
リビングで遊んでいる流れで膝に座らせながら食べさせてみました。
食事環境としては良いものではありませんが、子はなんとも嬉しそうな反応。

そして夜、寝かしつけ。
なんと前日までうまくいかなかったフェードアウトメソッドでの寝かしつけが成功したのです!
つかまり立ちできるようになってから初めてのことでした。
やっぱりねんね本に書いてあった通り、幸福度に効くのは時間の長さより質なのだなと実感しました。
本に書いてあったなら最初から量より質を意識しろよ、と自分につっこみつつ。。

たたかいは続く

睡眠の問題のうち、フェードアウトメソッドでのセルフねんねができなかったことは一応解決できました。
寝付くまで時間がかかる日もありますが、子も感覚を取り戻したのか最終的にはセルフねんねできるように。

でも夜中の頻回起きと早朝起きは未解決のまま。
あらためてねんね本を読み返して、実践できていないことを1つ発見します。
それは、ドリームフィード=夜の授乳時に眠ったままミルクをあげること。

我が家では23時にその日最後の授乳をしており、大体夫が対応してくれます。
その際、子を起こさないものの寝室からリビングに移動しおむつ替え・授乳を行うのでたいてい目が開いた状態でミルクを飲み、再び寝床に置いていました。もうこれぐらいしかできることが浮かばない。

極力起こさないよう、寝室でおむつ替えと授乳を済ませるように変更したところ、明らかに夜中の頻回起きが減ったのでした。
本に書いてあるし必要性は頭の片隅で認識していたのになんで守らなかったんだろう。笑

早朝起きはまだ解決していませんが、ドリームフィードを守るようにしてからは少しずつ発生頻度が減ってきているような、いないような。
ほかに何かできることはないかと友人に相談し、
・お昼寝の長さ、タイミングの調整
・23時の授乳をやめてみる(それで夜通し眠れるか確認)
など試してみるつもりです。

子の睡眠と親の睡眠を守るためのたたかいは、まだまだ続きそうです。

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