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【インフルエンサーへの道】かつて小フルだった俺(たち)へ③

  ここ数日、「インフルエンサー」や「嘘松」、「誇張しのぶ」等で検索して出たアカウントをフォローしていた。日に20アカウントほどフォローして現在60フォローほど。

 しかし、今、それらを黙々とフォロー解除していく。

 マガジン(過去分)はこちら。

 
 日に3度の意味不明イミフツイートは続けている。インフルエンサー構文を使ってはいるものの言っていることはめちゃくちゃである。

インフルエンサー構文とは
インフルエンサーのバズったツイートを分析した結果、こういう特徴があるよねーという文章を指す。爪毛の造語。上記のツイートで言えば、フォローやクリックを促すような一文、そしてお馴染みの情報の羅列(①~、②~)。とはいえ、イミフにするためにめちゃくちゃにしている。

 私は何のために、誰に向けてイミフツイートをしているのか。

 インフルエンサーになる(とりあえずはフォロワーを増やすの意味)にはターゲットを明確にしなければならないらしい。

 ここで、私のインフルエンサーの認識を整理しておくとともに皆さんにも共有しておこう。


 インフルエンサーのターゲットはインフルエンサーになりたい人だと私は思っている。ここでいうインフルエンサーというのはナチュラルインフルエンサー(爪毛造語)のことではない。

 私のインフルエンサーの定義はこうである。

・ナチュラルインフルエンサー
実績があって結果的にインフルエンサーになった人。私の造語。
例:ヒカキン、ホリエモン、マエザワ社長、みちょぱ等

・ビジネスインフルエンサー
自己ブランディングをしてインフルエンサーを演じている人。これも造語(ありそうだがここではこういう意味だと認識しておいてほしい)。

 ビジネスインフルエンサーが使う文章こそ、私がインフル構文と呼んでいるもの。そしてこの構文ツイートがターゲットにしているのは、自らもビジネスインフルエンサーを目指している者たち。

 大ビジネスインフルエンサーの周りには中ビジネスインフルエンサーがいて、中ビジネスインフルエンサーの周りには小ビジネスインフルエンサー(インフルエンサーを目指す者たち)がいる。ビジネスインフルエンサーは長いので以下、便宜上「インフル」と呼ぶ。

 ここで、無意味な図を挟んでおく。

ちなみに意味があるかどうか不明な図やグラフを多様するのもインフル構文の特徴だ

 大中小インフルたちについてまとめておく。

大ビジネスインフルエンサー(大インフル)
インフル界においてめっちゃ影響力のある人達。もうナチュラルインフルエンサーと呼んでもいいかもしれない。彼らがインフル構文に頼らなくなった時、真のインフルエンサー(ナチュラルインフルエンサー)に昇華する(のかもしれない)。

中ビジネスインフルエンサー(中インフル)
インフル界において影響力は大には及ばないが、インフル構文をもっとも用いているのが彼ら。彼らが活発に動き大フルをリスペクトする構文を発信するからこそ大フルは存在しえる。

小ビジネスインフルエンサー(小インフル)
インフルエンサーを夢見ている人たち。大中インフルたちのツイートを拡散(リツイート)するのが主な役割。大中インフルたちのターゲットは彼らである。

 名もなき小インフルたちは、大中インフルが主催するオンラインサロン等に入っている。また、大中インフルたちが進める商品やサービスを積極的に購入、利用する。

 小インフルのツイートもサロンの恩恵を受けて拡散されることもある。見事な大中インフルのツイートと違い、小インフルの構文はあれっと思うものも多い。そりゃそうだ。まだインフルになりきれていないのだから。まだインフルの恩恵を受け取っていないのだから。

 インフルではない人たちが見て違和感を覚えるものもある。写真や情報を他からパクって炎上することもある。私のツイート程ではないが意味不明なものもある。

 ただでさえ、インフル構文は鼻につくのだから気を付けなければ嫌われる。

 そりゃそうだ。インフル構文は一般人向けには作られていない。大インフルは小中インフルに向けて、中インフルは小インフルに向けて、小インフルはインフルになることを夢見て構文を作る。小フルの構文はサロン内で他の小フルたちに回し読みされる。

 インフルではない一般人の目に入る頃には大中小フルフルのコメントやいいね、リツイートが山のようについた状態である。これを見ていい情報なのカモ?他の情報も欲しいカモ!と思った人たちは、次の小フルになっていく(かもしれない)。

 ここまで書くと私がインフルに対していい印象を持っていないと思われるかもしれない。否定はしない。しかし、私もかつては小インフルだったのだ。

 小インフルといっても、はぐれ小インフルだった。サロン等に参加したり商品を買ったりはしなかった。この頃から鼻につく構文は苦手だった。

 以上、インフルエンサーについての私の偏見でしかない認識を共有した。

 

 初めに戻る。誰に向けてツイートをしていくかという問題である。

 インフル構文のターゲットは小インフル。しかし、私のインフル構文を揶揄するツイートを小インフルたちは気分よく思わないだろう。あるあるだと面白がってくれることはないだろう。彼らは本気でビジネスをしたいと思っているのだから。

 そもそも大中インフルたちが囲っていて、彼らから発せられる情報以外は価値がないと思っている小インフルたちに私のツイートを効果的に届けることは難しい(まあ実際に私のツイートに価値はないんだけど)。

 それでは、誰をターゲットにするか。それがあやふやなうちはいたずらにフォローを増やしていくべきではない。そう考えて冒頭のようにフォローを解除していった。長くなったので今日はここまで。

 最後に前回から今回まで投稿した構文ツイートを載せておく。

こういう構文ツイートに気を付けろー

※大分、概念を簡略化&揶揄しております。半分冗談だと思ってお読みください。


爪に火を灯すような生活をしております。いよいよ毛に火を灯さなくてはいけないかもしれません。いえ、先祖代々フサの家系ではあるのですが……。え? 私めにサポートいただけるんで? 「瓜に爪あり爪に爪なし」とはこのことですね!