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「つくね、イヤミになる〜of-toooonから出られない」の話

私は朝から仰天していた。

びっくらぽんもびっくりする程に。
びっくらたまごもびっくりする程に。


朝晩……
どころか昼間も寒くなってきました。

これが
日本の冬です。

12月に日本の人口どれくらいの人が口にした事でしょう。

「何か……12月なのに全然寒くない」


ふっふっふ……
待たせたな、冬将軍!

冬将軍って検索したら、こんな可愛いイラスト出てきた


寒い朝は二度寝もはかどります。

5時くらいに目が覚めます。
トイレはすこーし我慢します。
あったか〜いオフトゥンの中でエアコンをピッ。
暖房をつけて30分休ませます。



発酵を待ちます。

発酵二度寝が終わりました。


浅い眠りで夢うつつ。
寝返りを打ち
あっちへゴロゴロ〜。
こっちへゴロゴロ〜。


そして、ふと気づく。


右手はまっすぐ上に伸ばし手首を曲げ
左手は肘を曲げて胸の前で手のひらを上に向け
左足はまっすぐ伸ばし
右足は直角に曲げて軸足のひざに重ねられ
あろう事か、靴下が片足少し脱げていた。

 

(うわっ!今、私……完璧にイヤミ……ざんすっ!!!)



知ってるかなー。
知らんかなー。


赤塚不二夫の漫画「おそ松くん」の登場人物「イヤミ」のギャグ。驚いたときに発する声。


私は少し感動すらしていた。

(47年生きてきて、おそらく17336日目くらいの目覚めじゃけど……こんな完璧にイヤミを体現出来る朝を迎えようとは!!)


コレは……
やってしまうか?


恐る恐る、歯をむき出しにして
「シェー」
とつぶやく。


つくねは何かを手に入れ、大切な何かを失った。


「さて」

布団から出ると、お部屋はホッカホカ。
一階に降りるとお弁当を作り始めた。

「おはよー、イヤミって知っとる?」

しばらくすると息子が降りてきたので聞いてみた。


「知らん。それより、お母さん、ホワサバって知っとる?」
「ホワサバ……知っとる。スマホのゲームじゃろ?よく広告入ってくるもん!」


「めちゃくちゃ面白いんよ!」
「えっ……そうなん?」
「お母さんもやってみた方がいい!」
「マジで?」
「〇〇的にスマホのゲームの中では今、イチオシ!」
「そこまで?」
「他のプレーヤーと協力して戦うんじゃけど、それが楽しい!皆、大人じゃから……『明日、仕事だからもう寝るわ〜』とか言って離脱したりして……毎日やっとるよ!」

「ふふふ……こんなよくあるCMみたいなやり取り、初めてしたわ……」


私は……

見知らぬ人とゲームとか緊張するし
やり方わからんくて
「すんません、すんません!」
ってあたふたオロオロして立ち往生して
そのまま消えるエンドが手に取る様に分かるから……


ミーには出来ないザンス!

(やりきった!)


つくねはラノベ担当になったので、取り敢えず有名どこから読み漁ろうかなーって……

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はらつくね
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