上手くいくときは大体トントン
ある時、何の前触れもなく友人や知人が放った何気ない一言がフラッシュバックされる…なんてことはありませんか?
僕はボーっとしている時間が長いせいか、
けっこう頻繁に発生していてつい先日
「上手くいくときは大体トントンでいくよね」という何気ない一言を不意に思い出し、
①一体何が思い出すトリガーになったのかが不思議でたまらなくなり
②今後何かにまた行き詰った時に思い出せるように
③そして似たような境遇の人の少しでも参考になることがあれば
と思ったので記事にしてみようと思います。
【何がきっかけで思い出したか】
新しい習慣を取り入れ始め、noteの更新に積極的になりつつある今日この頃。
しかし!更新しようにも文章が全く進まない…
「ちくしょ…進まねー!!(額をベチベチ)」と何行か進むが頭打ちになる、ということを繰り返しています。
なぜこうも進まない...やはり向いていないのかと悩んでいた時にふと”その時のこと”を思い出しました。
【不毛な議論を繰り返すうちに】
その時は「彼女ができないんだが」と野郎二人でああでもないこうでもない、と完全に不毛な議論を繰り返していました。
しかし、お互い恋愛経験が全くのゼロ…というわけではなく
お椀に残る米粒程度の経験はしていたので、
苦しかったときの話をしすぎたせいか、舐め合うつもりもなかった傷が徐々に癒え始め、”上手くいったときの話をしようか”ということに。
そしてお互いに、なけなしの恋愛思い出貯金を涙ながらにはたいていた時、
「そう言えば上手くいった時ってよくわからんけどトントンでいってた気がするな…」と
粉々になった貯金箱の中で、何やら鈍色に光ったものを彼は見つけます。
何気ない一言だったので、僕は聞き漏らさないようにするのが精一杯でしたが、彼にとっても僕にとっても十分すぎる気付きです。
10年以上前のことなのに未だに思い出すので、もはや”ふっかつのじゅもん”となっています。
その時は、うまくいかない恋愛に必死だったので全く思いませんでしたが、恋愛だけでなくスポーツや仕事にも言えることなのではないかと、少しずつこの言葉の汎用性に気付き始めます。
【前提が間違っているか、アプローチが違う】
”望ましい結果が伴わないときは、前提が間違っているか、アプローチが違うかのどちらか”という言葉がありますが、
これまで上手くいかなかった時はアプローチが違うことのみしか考えられていませんでした。
振り返ってみれば、オチがつけられない見切り発車で記事を作成しようとしていて、
どうアプローチを変えようにも前提が間違っている(オチがつけられないテーマを扱っている)から”何が言いたかったんだっけ…”とすぐ頭打ちになっていたことに気付きます。
動きだすと見切り発車だったかどうかが
自分でも気づかないうちにわからなくなっていたんです。
もちろん”まずは動く”ということを念頭に置いて向き合うようにしていますが、
”記事にしたいことは、もしやこれではないのではないか…?”と頭打ちになった時にひとまず離れることで
”前提が違う”ということも疑うようになりました。
これもすべて、あの時に”上手くいく時はトントンでいく”と友人が何気なく放った”ふっかつのじゅもん”のお蔭です。
【というわけで】
多分これから何度も”こんな記事を作ってみよう”と思うたびに何度も”いや~、だめだ上手く作れない”と頭打ちになることだと思います。
noteの更新以外にも色々なことに頭打ちになるかもしれません。
しかし、そんな時こそ”ふっかつのじゅもん”を唱えて前提が間違っているのかアプローチが違うのかを見つめ直し、
不甲斐ない自分をどうにか乗り越えていきたいと思います。
何かで頭打ちになっている人の少しでも参考になればとても嬉しいです。
人生山あり谷あり。
山頂と谷底でお会いしましょう。
それでは!