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外国人観光客にまだ見つかっていない、静かな温泉地のすごい炭酸泉の宿

台風の接近もあって天候の安定しなかった8月後半の週末。
登山の予定をキャンセルし、直前予約で空室のあった宿に宿泊を決めた。新幹線と特急、在来線を乗り継いで5時間弱かけて現地に向かう。

乗車時間は4時間弱なのだが、特急と在来線の乗り継ぎ時間が30分ほどあったりで時間がかかってしまう。長い道のりではあるが、お盆休み期間が終わった後の週末ということもあってか、電車は混んでいなくて快適だった。新幹線も特急も在来線でも隣の席は空席!
混んでいなくて悠々座れる電車での移動なら、iPadminiさえあればKindleで読書しながらいくらでも時間を使えるから長時間でも苦にはならない。普段の生活では本を読むためのまとまった時間はなかなか取れないから、電車での移動時間はむしろ楽しみなぐらいだ。

実は今回宿泊する宿は、数年前から泊まってみたいと思い続けていた宿で。
あまり交通の便が良くないのと、1人泊のプランは直近1ヶ月分ぐらいしか予約できなかったりするのでなかなかタイミングが合わず予約できなかったので、今回初めての宿泊となる。

泊まってみたいと思い続けていた1番大きな理由は、サイダーのように気泡がパチパチと弾ける、強烈な炭酸泉に浸かれる宿だからだ。もちろん飲泉も可能である。

近年は食事にも力を入れているそうで、写真を見る限りではなかなかおいしそうだし、サービスの評判もいいので行く前から楽しみだった。

14時30分ごろ最寄りの駅に電車が着く。
前日に電話して到着時刻を伝えていたので、宿の方が車で迎えに来てくれていた。

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