「本当にいい」と思った宿しか紹介したくない
登山後に泊まった温泉宿が、なんだかいまいちでしょんぼりしてしまった。
2度と泊まりたくないような嫌な出来事があったわけではなく、接客なども悪くない宿だと思うのだが、あちらこちらに「惜しいな」というポイントがあり「また泊まりたいか?」と聞かれたら「近くにたくさん宿あるし、他のところに泊まってみたいかなー」と答えざるを得ない。
こう思ってしまった以上、この宿はブログや連載記事などで紹介することはできないな……。
昔、温泉ブログを始めた当初は完全に「自分のための備忘録」として書いていたので
「値段のわりにいまいちかも……」
「なんか好みじゃないなあ」
という宿についても、そのときの印象そのままに記録を残していた。
しかし最近は、ネット上にネガティブなレビューを書くことの悪影響が大きくなってしまったので「もう泊まることはないだろうな」という宿のことはそもそもブログに載せない方針にしている。開設当初に書いた記事も、あんまりいい印象ではなかった宿のものは削除してしまった。
ブログの宿泊レポートでは、最後に【再訪したい度】という項目を設けて、5点満点で評価しているのだが、再訪したい度が4以下の宿についてはそもそも掲載しないようにしているのだ。
「山と温泉のきろくの宿泊レポートって、全部の宿が再訪したい度★4.5以上だけど、そんなことってある?点数盛ってるんじゃないの?」
と思った方がもしかしたらいるかもしれないが、いまいちな宿に点数を盛って載せているのではなく、いまいちだと思った宿は載せていないのである。
ブログについては現在はそういう方針で運営しているが、noteの有料記事には「ブログに書けない本音を書く」ことを1つのテーマとしているので、ここから先は「いまいちだな」と思った宿について書いてみようと思う。
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