分からないという面白み
私は読書がすき
でも短編や、詩は苦手
だった。昨日まで。
意味を一生懸命に解こうとしてしまうので
短編や詩を読んでも
うーん分からないな…
ダメだわたしには意味が分からない!
こういうのは読めない、向いてないのだなー
と思っていた
でも違った
斉藤 倫さんの
『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』
に出会った
図書館で何気なく手に取って、
パラパラとめくって、衝撃を受けた。
そうか
よく分からなくて良いんだ!と
この本は、詩人である斉藤 倫さんが書いた児童書。
出てくる登場人物は「おじさん」と「男の子」
男の子は学校で先生に
『ことばがなってない』と言われる
おっさんが言う
すごいことをいうせんせいだな
ことばが、なってるやつなんて、どこにいる
男の子の様々な疑問に対して
いろいろな詩を紹介して
いろいろな視点を見せるおじさん
ことばって面白い
わたしも勉強になった
私は文中に出てくる、とある詩を
年長の娘にも見せて読んでみた
娘は面白い!と言って
娘も何度も何度も繰り返し読んだ
私も一緒に繰り返して読んだ
楽しいね
面白いね
そのあとお出かけをして
一緒に歩いている時にも
その詩を口ずさむ娘
詩はとても良い
詩は楽しいんだ
意味を求めなくてよかったんだなぁ
なんとなく良い!でも
楽しい!でも
不思議だなぁ!でもいいんだ
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