泳げないという思い込みの呪縛

こんばんは、つきです。
私は小さいころから勉強系の習い事ばかりしていたのですが、なぜか運動はできていた方でした。でも泳ぐことだけは夏休みの短期講習くらいしか参加したことがなかったので苦手意識があります。そんな私の泳げないという思い込みについて書いていこうかなあと思います。

25Mクロールは泳ぐことが出来ていた

おそらく小学3年生か４年生のころには25Mクロールは泳ぐことはできていました。タイムもそこそこです。私が小学生のころなんてゴーグルはしてはいけないと言われていた時代なのに。公立中学に進学した後は何十回も水泳の授業で25Mを泳がされていました。でもどうして泳げないという思い込みになったんだろうと考えてみました。

引っ越した中学ではプールの授業はほとんどなかった

家庭の事情で引っ越しをしたのですが転校先の学校はプールの授業はほとんどなかったのです。しかも泳げる生徒と泳げない生徒に分けて授業をしていました。そのため私は泳げるのに泳げない生徒として振舞ってのんびりすごしていました。
そして、高校に進学しても大学に進学してもプールの授業がなかったのです。そのため私は引っ越してからずっと「泳げない私」でいました。
おそらくそのことがきっかけで私自身暗示にかかっていたのだと思います。

ジムでのプールにて泳いでみた

今現在ジムに通っているのですが、筋トレを中心にしてきました。しかし膝を痛めてしまい仕方なくプールでウォーキングをすることにしたんです。ですがウォーキングってただひたすら歩くだけ（と言ったら失礼ですが）で退屈してしまいました。飽きないように後ろ向きで歩いたり、カニ歩きをしたり色々とためしたのですが私には時間の流れがゆっくりすぎました。
そこでウォーキングから初心者コースでビート板からバタ足を始めました。それが結構楽しいのです。プールの底のタイルが水で揺らめいて見えるのが面白いし、無心になって泳いでいるので（なんせ必死ですから）時間の経過が早いのなんの。

夫に勧められて

しばらくはウォーキングとビート板でバタ足のどちらもやっていたのですが、ある日夫以外、初心者コースに泳いでいる人がいない時に夫に見てもらって25Mクロールを泳いでみたら泳ぐことが出来たのです！！本当にびっくりしました！もう少し手の動きを速くした方がいいよなどアドバイスをもらったりして今ではすっかりプールで25Mクロールを泳いでいます。時々背泳ぎもしますが。背泳ぎは段々斜めになって泳ぐのであまり人がいない時にしか泳ぐことが出来ないですね。

まとめ

「昔泳げていたのだから泳げるはず」という夫に言われて試してみたら、案外あっさりと泳ぐことが出来た話でした。やっぱり思い込みって怖いですね。自分は出来るんだ！出来ていたんだ！という思い込みにすり替えればよかったのですが。長年刷り込まれた思い込みはなかなか変わらないですから。
でもある人の一言がきっかけになって変化することはあります。
それでは、また今日もプールで泳ぐことを頑張ったので自分を褒めたいと思います。