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GUで購入したデニムシャツを世界で1枚の特別なものに
GUのキッズラインが大好き。
安くて可愛くてガンガン洗える。
子どもの服はすぐにサイズアウトするし、すぐに汚れるし、GUの価格とデザインは子育て世帯にはものすごくありがたい。
だから、びっくりするくらい、よく被る。
大人が同じ服を着ている人と出会うと少し気まずい時があるけれど、子ども達はそんなことは気にしない。むしろ「同じだねー♪」と喜ぶ姿が微笑ましいまである。
だけど子どもの場合は、脱ぎ着する回数が多かったり、その場面が突然訪れたりするのだ。
暑かったり寒かったり汚れたり。友達が1人脱ぎ出したら、何故かみーんな脱ぎたいコールが始まったり、突然脱ぎ捨てて走り去っていったりもする。(主に男子)(かわいい)
そうやってそのへんにポイポイされた時、どれが我が子のものか探している間に彼らは無邪気にどんどん走り去って行ってしまう。絶対に、待ってはくれない。だからもう全員分の脱ぎ捨てたアレコレを抱えて追いかけたりもする。
そんな時!閃いた!
「そうだ、大塚屋へ行こう」
まずは結果から。
before
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(デフォルトでももちろん可愛い)
after
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か、可愛い、、、!(自画自賛)
アップにするとこんな感じ。
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大塚屋で購入したボタンに付け替えたのと、息子がベイマックスが大好きなのでポケット部分に刺繍をしてみた。
これだけで、よくある着やすいデニムシャツが、世界で1枚の特別なデニムシャツに生まれ変わるのだ。
そして息子がとんでもなく喜んでくれるのである。「かっこいいー!」「せかいで1まい?!」「ぼくだけのベイマックス♡」と、うっとりしてくれる姿をみて、私もまたうっとりしてしまうのだ。
大塚屋、ありがとう。
大塚屋とは、日本最大級の布地手芸専門店である。4万点以上の布地やボタンやビーズや毛糸などなどのハンドメイド用品が何でも揃っている。
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この建物の一角が大塚屋なのではない。
地下1階、地上4階、全てが大塚屋なのだ!
建物の大きさからも分かるように、大塚屋はとにかく品揃えがすごい。どのくらいすごいかというと、例えば先ほどのデニムシャツに付け替えたボタン。
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この中から選ぶ楽しさがある。
同じボタンの中でも色違いや、大きさ違いが揃っているものも多い。これだけの数があるから、大塚屋に行けば絶対に好みのものがみつかるという安心感がすごいのだ。
もちろんすごいのはボタンだけじゃない。
刺繍糸の壁はこちら。
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白って200色あんねんを見事に体現している。
赤も青も緑も紫も、200色(体感)あった。ふふ
◇
よく被るのは服だけではない。
入園前のプレ保育に通っている時は、室内履きがほぼ皆同じものだった。イオンで売っている、500円で買えるビニールバレーシューズ。
その時も大塚屋でデコパージュ液を購入し、世界に1つだけの特別な室内履きに生まれ変わった。
娘が大喜びしてくれて、そんな娘の姿をみて私もまた大喜びしちゃうのだ。
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ボタンも、刺繍糸も、デコパージュ液も、最近は100円ショップでも手に入るものが多い。
だけど私は、大塚屋で購入するのが好き。
大塚屋の、たっっっくさん種類がある中から、宝探しのように、コレ!と思えるものをみつけたいのだ。
そうして世界に1つだけの特別なものとなって出来上がったものは、私にとっても子ども達にとっても宝物となり、大切に扱うようになるのだ。どれもサイズアウトするまで、一軍のお気に入りとして大活躍してくれた。
初めは被っても見分けがつきやすいようにと思ってアレンジすることが多かったけれど、大塚屋の沼にどんどんハマっていき、子ども達の普段着やイベント服、さらには自分のワンピースや入学式用のベストまで作るようになった。
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おそろいが着たいという娘に作ったワンピース
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マキシ丈で作ったワンピース
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/174351345/picture_pc_b55ee525e42bea3523762949356aeeb9.png?width=1200)
が見つからず、自分で作って娘の入学式に✨
子どもを産んでから、自分の好きなものを選ぶ時間がものすごく減ったように思う。
食事も睡眠も外出先も休日の過ごし方も、全部が全部ではないし決して不満なわけでもないけれど、当然子ども達優先の日常。それが幸せでもあるし、本当に決して不満なわけではない。(大事なことなので2回目)
だけどたまに、自分の好きを見失いそうになる時があるのだ。私の好きはなんだっけ。子ども達が成長して、それぞれの道を見つけて進み出した時、私は子ども達に依存せず、自分で自分を楽しませることができるかな。そんな風に、不安になる時がある。
そんな時、大塚屋に行くと私は、ものすごく満たされるのだ。目の前に広がる無限の選択肢に、ときめきがとまらなくなる。自分の好きを選べる安心感、好きを作ることができる高揚感、それがたまらなく嬉しくて楽しい。
大丈夫。私の好きはココにたくさんある。そんな風に思える場所なのだ。
世界に1つだけの特別なもの。
子ども達の好きの中に、私の好きも織り交ぜながら作り上げていく。子ども達との今が、なんでもない日常こそがまさに特別なもので。日常の中にもそれぞれの好きを重ねていきたい。それはかけがえのない思い出となって、きっと未来の私の支えにもなるんだろうな。
これからも、世界に1つだけの特別なものを、作り続けていきたい。
〈過去に作ってきたコスプレ衣装達〉
〈過去に作ってきたイベントごはん達〉