![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160650376/rectangle_large_type_2_b09690b17bd4bbc6a598af8446dfef69.jpeg?width=1200)
詩|ずっと夜だった
小さな夜に鍵をかけて
星たちの行列を眺めていた
瞬くのを待っている
流れるのを待っている
ちぎれた夜を貼り合わせて
たよりない眠りの中を彷徨う
浮かび上がる夜の輪郭の中で
別な夜が影になっていった
海を思い出して両手を広げた
夜の木漏れ日の中を泳いでいく
夜の中を飛び魚のように跳ねる
夜の中にしか見えない虹をみた
わたしはずっと夜だった
ずっと夜だった / 月乃
![](https://assets.st-note.com/img/1730767863-pFXHQevIoxV4iSC9A7rg1hdM.png)
夜だらけだね。昼なのにね。笑
_✍︎ ヒトリゴト。
アトリエにこもって仕事をしている。
集中しすぎて頭がぼぉーっとしてきたから、詩を書こうと思って空を見上げた。
わたしの中の、奥の奥にある部屋の扉が開いたような気がした。その中にはまだまだたくさんの傷や愛が転がっている。未消化や未完成なものばかり。この子たちをどうすればいいのか。どうにかしようとしなくてもいいのか。