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ツキノポエトリー

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いつも孤独を抱きしめながら、放課後のほとんどを書店で過ごしていた中学時代。銀色夏生さんの詩集に心がふるえて、詩を書き始めた。 今も孤独を愛し、書くことで心を満たす。 ツキノポエ…
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#眠れない夜に

詩|伝えたいのはそれだけ

ずきんずきんと心が疼いた月曜日 つい八つ当たりしてしまった後悔 とめどなく寂しさがあふれた…

月乃
3日前
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詩|蠍座の夜に

そよ風のような毎日ばかりは望まない 突風や竜巻や木枯らしの日があるから 人生はおもしろいの…

月乃
4日前
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詩|白い声

真っ白な時間が積もっていく音 たとえ耳が壊れてたって聴こえる 張りつめた空気が静寂を奏でて…

月乃
5日前
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詩|シロツメクサ

あなたがあの日くれたのは 四つ葉のクローバーじゃなくて 季節はずれのシロツメクサの冠 花言…

月乃
10日前
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詩|雪を待って

冬空の隙間から白い声 ずっと雪を待っている 凍える心はふるえるだけ 燃えているのは太陽だけ …

月乃
11日前
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詩|未来の未来

まだ満ちていない未完成の月 まんまるにはまだ少し足りないけれど いびつなカタチがなんだか可…

月乃
12日前
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詩|I’m clumsy

水平線に落下していく真っ赤な夕陽 受け止める覚悟で飛び込んだら傲慢 掴めないとわかっていて手を伸ばす ないものねだりが好きなだけの煩悩 悲しみの瞬間と喜びの瞬間が交わる その絶妙なポイントで命を燃やして その一瞬という奇跡を味わいながら 空で咲いたような彩雲に目を細める 不器用なのに器用なふりをしていて 自分じゃない自分を生きてしまって とてつもなく後悔しているけれども そんな日もあったっていいんだよと 本当はそんな不器用な自分が好きで 大好きだよって抱きしめたい夜だよ

詩|冬の散文

瞼の向こう側に朝の気配を感じて ゆっくりと今日という白き世界を 受け入れていく準備をはじめ…

月乃
2週間前
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詩|いつかの日記

ぽつんぽつんと千切れた雲が散らばっている。 今朝はそんな空だった。 雨が続いていたせいで…

月乃
3週間前
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詩|夜について

夜が好きだった 真っ黒な夜が。 夜の始まりからゆっくりと真夜中へ沈んでゆく。 朝なんて来な…

月乃
4週間前
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詩|バランス

追いかけてくる日常を 立ち止まることなく 振り返ることもなく ひたすらに走り続けていると 道…

月乃
4週間前
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詩|月夜の逢瀬

静かに部屋の窓を開けて 今どんな夜を纏っているのか 確かめてみたくなった たった一日だけ、…

月乃
1か月前
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詩|潮騒

酷く荒れた海の向こう側を見ていた 潮風がスカートをひるがえしても わたしはかまわずに立ち尽…

月乃
1か月前
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詩|わたしのナイフ

わたしはまだ 夢を見ているのかもしれない わたしはまだ 夢を見ていたいのかもしれない そうやって現実から 逃げようとしているのかもしれない 窓の外は、嘘みたいな本当の青空で 大きな雲の真ん中に光のナイフが刺さっている だれかの心を傷つけるのは嫌だった だから自分の心を傷つけるしかなかった でも本当は、本当はね わたしの中でわたしを守ってるわたしが 傷つけないでって泣いていたの それなのに気づかないふりをして だれかの心ばかり守ろうとして わたしの心を守ろうとしなかった だ