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ずきんずきんと心が疼いた月曜日 つい八つ当たりしてしまった後悔 とめどなく寂しさがあふれた…
そよ風のような毎日ばかりは望まない 突風や竜巻や木枯らしの日があるから 人生はおもしろいの…
真っ白な時間が積もっていく音 たとえ耳が壊れてたって聴こえる 張りつめた空気が静寂を奏でて…
あなたがあの日くれたのは 四つ葉のクローバーじゃなくて 季節はずれのシロツメクサの冠 花言…
冬空の隙間から白い声 ずっと雪を待っている 凍える心はふるえるだけ 燃えているのは太陽だけ …
まだ満ちていない未完成の月 まんまるにはまだ少し足りないけれど いびつなカタチがなんだか可…
水平線に落下していく真っ赤な夕陽 受け止める覚悟で飛び込んだら傲慢 掴めないとわかっていて手を伸ばす ないものねだりが好きなだけの煩悩 悲しみの瞬間と喜びの瞬間が交わる その絶妙なポイントで命を燃やして その一瞬という奇跡を味わいながら 空で咲いたような彩雲に目を細める 不器用なのに器用なふりをしていて 自分じゃない自分を生きてしまって とてつもなく後悔しているけれども そんな日もあったっていいんだよと 本当はそんな不器用な自分が好きで 大好きだよって抱きしめたい夜だよ
瞼の向こう側に朝の気配を感じて ゆっくりと今日という白き世界を 受け入れていく準備をはじめ…
ぽつんぽつんと千切れた雲が散らばっている。 今朝はそんな空だった。 雨が続いていたせいで…
夜が好きだった 真っ黒な夜が。 夜の始まりからゆっくりと真夜中へ沈んでゆく。 朝なんて来な…
追いかけてくる日常を 立ち止まることなく 振り返ることもなく ひたすらに走り続けていると 道…
静かに部屋の窓を開けて 今どんな夜を纏っているのか 確かめてみたくなった たった一日だけ、…
酷く荒れた海の向こう側を見ていた 潮風がスカートをひるがえしても わたしはかまわずに立ち尽…
わたしはまだ 夢を見ているのかもしれない わたしはまだ 夢を見ていたいのかもしれない そうやって現実から 逃げようとしているのかもしれない 窓の外は、嘘みたいな本当の青空で 大きな雲の真ん中に光のナイフが刺さっている だれかの心を傷つけるのは嫌だった だから自分の心を傷つけるしかなかった でも本当は、本当はね わたしの中でわたしを守ってるわたしが 傷つけないでって泣いていたの それなのに気づかないふりをして だれかの心ばかり守ろうとして わたしの心を守ろうとしなかった だ