詩|I’m clumsy
水平線に落下していく真っ赤な夕陽
受け止める覚悟で飛び込んだら傲慢
掴めないとわかっていて手を伸ばす
ないものねだりが好きなだけの煩悩
悲しみの瞬間と喜びの瞬間が交わる
その絶妙なポイントで命を燃やして
その一瞬という奇跡を味わいながら
空で咲いたような彩雲に目を細める
不器用なのに器用なふりをしていて
自分じゃない自分を生きてしまって
とてつもなく後悔しているけれども
そんな日もあったっていいんだよと
本当はそんな不器用な自分が好きで
大好きだよって抱きしめたい夜だよ