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#2 新年早々、離婚。
まさかの反響で…!
私の恋愛観が、誰かの心に届くのであればと思い、これからたまの連載形式にさせていただきます。
▼ 前回の記事はこちら。
タイトルの通り、新年早々、離婚しました。
(昨年の話です。)
私のことを少しお話しさせていただくと、
都内に住むただの会社員、29歳、バツイチ。
容姿は中の中くらいの人間だと思ってください。
大学生くらいまでは、
『社会人2,3年目くらいで結婚して、子どもは5年目くらいまでに産んで、産育休を取って…』
なんて、これから先に待つであろうキラキラとしたライフステージについて漠然と考えていましたが、
さていざ社会人になると、激務、激務、激務。
23時が定時だっけ?
と思わせるほどの残業っぷり。
今はもうこの生活にもすっかり慣れてしまいましたが、当時は目の前の仕事をこなすことで精一杯。
そんな私は、社会人1年目にして
『独りでも生きていけるような生活力で、自分のことは自分で養い続ける。結婚不要。子もいらない。』
ころんと考えを覆しておりました。
当時幼なじみの彼と付き合っているところではありましたが、
付き合いたての頃にぼんやり話していた結婚の時期や暮らし方(ペットを飼いたい。子どもは何人欲しい。とか)について、
私のレールだけが、彼と少しずつ離れていく感覚を覚え始めたのがこのあたりでした。
…
彼は、(別れた今でもそう思いますが)私が生涯出会うであろう人の中でも、突出して温厚で優しい性格でした。
誰かのネガティブな話題は彼の口から一度も聞いたことがありませんでしたし、
仕事にも前向きで誠実で、仏とはきっとこういう人のことを言うんだろうなと思っていたほどです。
結婚する前には同棲しておりましたが、
私が仕事柄帰りが遅いことが多かったため、
夜ごはんや洗濯物の取り込み、風呂掃除等は済ませてくれていました。
(その代わり朝少し早く起きて、朝ごはん、掃除、洗濯は私が担当していました。)
また彼は子どもが大好きで、性格上子どもからも懐かれやすく、男の子2人を育てる共通の友人宅に遊びに行った際も、帰り際に2人が大泣きで「帰らないで」とひっくり返るほどでした。
…
なんとなく、彼との時間を重ねるにつれ、
普通の時間に帰宅できて、
夜ご飯は一緒に食べられて、
結婚してしばらくしたら子どもができて、
家を建てて。
そんな家庭の方が彼らしく、彼を幸せにさせるのではないかと思うことが多くなりました。
違和感はなんとなく感じつつも、
いつまでに、や、いつ頃結婚、という話は出ていなかったので、
別れるほどのものではないと勝手に思い、
そのままお付き合いを続けていました。
これが、プロポーズされたときの ″迷い″ に繋がってくるのです。
…
まったり更新になるかと思いますが、
#3 以降に続けます。
・[ 彼の職場の女に悩む日々]
ー優しい人ってどうして断れないのかな?
・[結婚のタイミングがわかった瞬間]
ー離婚して気付いた、本当の結婚のタイミング。
・[離婚を切り出したとき]
ー彼も私も1人の人間。お互いの幸せを願ってのお別れ。