岡田宰 / 建築家の豊かな暮らしと働き方

建築家・デザイナー YouTube 「建築家のバカンス」/ 建築インテリアデザイン事務所2id Architects 代表 _ アウトドアブランド️ we know enough 設立 _ おかだソーセージ店主。東京-浜松二拠点生活中。建築家の豊かな暮らしと働き方について発信中。。

岡田宰 / 建築家の豊かな暮らしと働き方

建築家・デザイナー YouTube 「建築家のバカンス」/ 建築インテリアデザイン事務所2id Architects 代表 _ アウトドアブランド️ we know enough 設立 _ おかだソーセージ店主。東京-浜松二拠点生活中。建築家の豊かな暮らしと働き方について発信中。。

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僕がYouTubeを始めた理由。建築家のバカンス。

先日YouTubeを始めた。40歳を手前にして何を今更と思うかもしれない。僕もそう思う。それでも始めたのには、しっかりと理由がある。ただの思いつきで始めたわけではない。僕なりの建築家としての暮らしや働き方に対する想いや戦略的な狙い、具体的な成果を求めてスタートさせた。ちなみにこのnoteを執筆時点(2024年7月31日)では開始から1ヶ月も経っていないが、登録者数が3000人に達しそうな勢いだ。想定外のロケットスタートを見せている。 What’s 「建築家のバカンス」 ま

    • 家のわたし [トークベント開催]

      「この素晴らしいデザインはどのような暮らしから生まれているのだろうか?」 建築家の作品を目にする機会は多いですが、その仕事を支える「暮らし」については、あまり知られることはありません。 その結果、素晴らしい作品を見た後にはいつも、冒頭の問いが頭に浮かんできてしまいます。 この人はどのような働き方をしているだろうの? 家族とはどんな時間を過ごしているのか? その暮らしが、作品にどんな影響を与えているのか? 暮らしと仕事は繋がっているはずです。 僕は、豊かな暮らしこそが、

      • 建築家のバカンス/ 一度は訪れてみたいホテル10選 _ 国内編

        YouTubeチャンネル「建築家のバカンス」をはじめて2ヶ月くらいが経とうとしている。おかげさまで、当初の想定よりかなり順調に進んでいる。 ここまでは東京、大阪、福岡のホテルなどを巡ってきた。しかし全国にはまだまだ泊まってみたいホテルが数多く存在する。 そこで今回は、日本全国の僕が泊まってみたいホテル10選をまとめてみたので、紹介したいと思う。 【界 ポロト】 / 北海道 まずはまだ仕事以外では訪れたことがない北海道から。 この宿は星野リゾートが展開する温泉旅館ブラ

        • 小が大を兼る。~子育ての話~

          39歳になってピアノを始めた。もう1年近く前のことだ。 きっかけは長女がピアノ教室に通い始めたことだった。しかし通い始めて早々に、本人がやりたいと言って始めたのにも関わらず、先生から出された宿題を、やりたくない。と時々言うようになってきた。 まあ子供なんてそんなものだ。こんなことでいちいち目くじらを立ててられない。しかし「じゃあやらなくていいよ。」というわけにもいかない。 ここは父親として威厳を示し、自分で始めたこと。練習しないと上手にはならないこと。習い事にはお金がかかっ

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        • 建築家の豊かな暮らし方
          69本

        記事

          PAO(包) /人、地域、文化を包む拠点

          今回は僕が主催する設計事務所2id Architectsによる最新プロジェクトの紹介をしたいと思う。 +++ PAOは、静岡県浜松市にあるレトロな雰囲気が残る卸本町に計画された、フードホールとセレクトショップからなる「カルチャーデパートメントストア」である。 新たな人、まちを見つめ直す好奇心、文化を育む暮らしのアイデアと出逢う拠点となるように設計された。 このお店では、楽しさ・美しさ・嬉しさを軸に食材や商品が選ばれ、薪窯ピザ|ナチュラルアイス|ナチュラルワイン|日用品が

          PAO(包) /人、地域、文化を包む拠点

          バカンス経済主義

          春が来た。ということはもうすぐ夏が来る。つまりバカンスが来る。4月に入り新年度の予定も分かり、そろそろ夏休みの予定を立て始めている頃だろうか。だとすれば、認識がちょっと甘いかもしれない。バカンスはそんな簡単なものではない。 岡田家では去年の12月には8月のバカンス計画が完了している。本来なら、去年8月のバカンスから帰ってすぐにでも一年後の予定を計画したかったくらいだ。 僕はバカンスのために生きている。もしくは、バカンスに生かされている。 そのくらい大切にしているし、人生の

          旅は未来

          ようやく春が来た。新年度が始まり、子供達がまた少し大きくなった。ランドセルもどことなく小さく見えるようになった気がする。 子供達の未来を想像するとこっちまでワクワクしてくる。どんな大人になるのだろうか?どんな仕事を選ぶのだろう?将来はどこでどんな人と暮らすのだろう?子供達のおかげで、僕たち夫婦の未来はいつも明るい。 未来というのは、 まだ見たことがない景色、聞いたことがない音楽、味わったことがない料理、感じたことがない香り、体験したことがない感覚、触れたことがない素材に出

          建築家の働き方とキャリアプラン

          もうすぐ春が来る。子供たちは春休み入り、新年度に向けて新しい文房具を準備したり、次は○○ちゃんと同じくクラスがいいなー。とかどことなくワクワクした空気が家の中を覆っている。家の窓からは、色々な花や植物が芽吹いてきているのが見える。雑草の勢いがやばい。 僕は浜松にいる時は在宅ワークをベースにしている。そのせいか、つい家の中の雰囲気に流され、子供達が長期休みの間は、自分も休み気分になってしまい、どうも仕事に身が入らない。いっそのこと僕も長期休みを取ろうかと毎回考えてしまう。

          建築家の働き方とキャリアプラン

          グッバイ、ミステリアス建築家

          みなさんは、“建築家”と聞いたらどんなイメージを持つだろうか? やはりインテリで、ロジカルに物事を捉え、ちょっと寡黙で真面目な印象だろうか?丸眼鏡を掛けて、全身モノトーンスタイルで、襟なしシャツを着ていないだろうか。 大阪万博問題。 最近、大阪万博の大屋根リング問題、トイレ2億円問題などが世間を騒がしている。決してポジティブな話題ではないが、建築家の名前が取り上げられるのは嬉しくもあり、一方で社会に対して、建築家の役割や価値が問われている感じもする。 ただ、世間の意見や

          グッバイ、ミステリアス建築家

          そろそろ自然体で働いてみようかな。

          自然豊かな田舎で育ち、18歳で東京に上京してからは、どこかずっと背伸びをして生きてきた気がする。 大学に入りたての頃は、方言が恥ずかしく、頑張って標準語を使おうとしたり、東京のおしゃれさに馴染むようパーマを掛けたり、髪を染めてみたりなんかもした。お金もなく何にも買えないくせに、青山のインテリアショップや本屋に足を運び、いろんなカフェに行ったり、東京ライフっぽい真似事をしていた。 髭のスタイルもこの頃から始まった。ちょっとでも大人に見られたかった。 (今となっては、髭は顔の

          そろそろ自然体で働いてみようかな。

          モチベーションの習慣化 _ 不安がクリエイティビティを生んでいるけど、、、

          2023年もあと12時間で終わる。ありきたりではあるが、何ヶ月かはどこかに消えてしまっていないか?と錯覚するくらい、一瞬で通り過ぎて行った。そしてそのスピード感に負けるようにnoteの投稿も月1をキープするのがギリギリになってしまった。来年からは気分を改めて投稿頻度を増やしていきたいと思う。(仮) 今年一年を振り返って見ると、仕事自体はぼちぼち順調だった。大きめのコンペに負けて悔しい思いもしたけれど、住宅系や店舗系のプロジェクトも無事に完成できた。おかげさまで新しいプロジェ

          モチベーションの習慣化 _ 不安がクリエイティビティを生んでいるけど、、、

          継続が1番難しいから1番価値がある。

          今日は2023年11月30日。現在19時38分。今夜の23時59分までにnoteを投稿出来れば、31ヶ月連続投稿が継続する。2021年5月に始めてから約2年半。長かった。 しかし、今の僕はヘトヘトだ。昨日も珍しく遅くまで仕事をし帰宅は深夜だった。今日は1日最新プロジェクトの竣工写真撮影に立ち会ってきた。しっかり体力を使い切ってしまった。ピンチだ。遂に連続投稿が途絶えてしまう。もっというと、今月もなんだかんだバタバタしていて、ゆっくり執筆する時間が確保出来なかった。 しかし

          継続が1番難しいから1番価値がある。

          正しさより優しさが欲しい

          ヒゲダンの歌の中で出てくる言葉。曲名は「SUBTITLE」。この曲が主題歌になったドラマを見ていた妻が、この歌詞を聞いた時、ものすごい共感を示していた。そして次の瞬間、僕に対して、 「あなたに足りないのは、これよ!」 と体重が乗った言葉を投げかけてきた。 僕は仕事柄か元々の性格かは分からないが、かなり物事をロジカルに考える節がある。 夫婦の問題や、妻が抱えている悩みや苦悩に対しても、いつも冷静に問題点を洗い出し、問題を解決できる案をロジカルに組み立て、提案する。 「その

          類が仕事を呼ぶ

          建築家として独立して約7年。まだまだ少ないながらも様々な経験を積んできた気がする。嬉しいことも辛いことも、ラッキーなことも、理不尽なことも。サラリーマン時代には感じ取れなかった社会の現実や厳しさを、独立して逃げも隠れもできない、矢面に立つ立場になったことで、嫌というほど痛感させられてきた。気づけばもうすぐ40歳。髪の毛も薄くなってくるわけだ。 その中で、最近改めて感じるのは、 類が友を呼ぶように、類が仕事を呼ぶ。という事実だ。 特に建築家・デザイナーという、クライアントの

          建築家としての人生計画。40歳~80歳ver。

          先日39歳の誕生日を迎えた。40歳まであと一歩。女性にとっては30歳が気になる節目かもしれないが、男性にとっては40歳の方が色々と考えさせられるタイミングだ。これまでのキャリアや頑張ってきた努力、あなたが選択してきた経験の結果が今のあなたですよ。と評価されているように感じる。 30歳の時は、まだ社会経験も少ないし、いわゆる若手として右も左もわからない状況だから、成果がどうかはそれほど気にならない。それよりか次の10年に向けて良い経験・学びができているかが、大切だった気がする

          建築家としての人生計画。40歳~80歳ver。

          二拠点生活する建築家の仕事術。

          以前、 lifehackerというWebメディアに僕の仕事術について取材して頂いた。 二拠点生活を続けながら、実際に建築家としてどのように働いているかが垣間見れる。おそらく建築家としては少し変わった働き方なんだと思う。けれど、それでもなんとかやれているし、なんだったら結構豊かな暮らしは実現できている(個人的プライベート満足度は100点だ)。それは、働き方のおかげなのか、二拠点生活のおかげなのか。 この記事は、二拠点生活に興味がある人や、建築家として独立している人、これから

          二拠点生活する建築家の仕事術。