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東の太陽と | 詩のようなもの

初日の出を見にいくとか

家のベランダで待つとか

特別な日に行きたいとか

新しい刺激が欲しいとか


水平線の手前に散らばる

砂の上の石を拾うような

きっかけを求めるよりも

朝焼けが差し込んでくる


兆しを求めに向かおうと

僕自身を動かしてくれる

海の向こうと風の狭間と

心の中で唯一美しい陽を


まばゆい光に負けないで

この眼に焼き付けたなら

ときめきを忘れぬように

物語をつくり上げていく


今始めても遅くはないと

影の果てで君は云うんだ

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タダノツカサ
最後までお読みいただきありがとうございました。 またお会いできる日を楽しみにしています!

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