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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX

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わかったようでよくわからないDX(デジタルトランスフォーメーション)についていっしょに考えていきましょう。
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#デジタル

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座4…

 DX-デジタルトランスフォーメーション-は、単なるIT化ではなく製品やサービス、ビジネスモ…

杉浦 司
1か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

デジタルツインは、2002年にミシガン大学のマイケル・グリーブス教授によって概念が提唱された…

杉浦 司
7か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 DXの話しを読んだり聞いたりしていると、それはDXではないということがいまだに少なくありま…

杉浦 司
8か月前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 昔、データ分析の講習会で講師をさせていただいたとき、参加者に分析してみたいデータを持っ…

杉浦 司
10か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 SoI-分析のためのシステム-と言うと、難しそうな感じがしますが、実はExcelだけでもできる…

杉浦 司
11か月前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 今回から狭義のデジタルトランスフォーメーションの実践に入っていきます。狭義のデジタルト…

杉浦 司
1年前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座33デジタライゼーション(③SoI)の実践-ビジネス革新のヒントはビッグデータから得る時代-

データウェアハウスやデータマイニングなどSoI(System of Insight:分析のためのシステム)と類似する考え方は以前からありました。統計解析やOR(オペレーションズ・リサーチ)では第二次世界大戦において軍事利用されていたと言われています。 AIにしても突然生まれてきたものではなく、長い研究成果を経て発展してきたものであり、DXが叫ばれる以前から注目されていたデジタル技術であり、AIを使えばDXとしてのSoIと言えるかというと少し疑問が残ります。  それでは

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 業務の効率化など今ある問題を解決するのは単なるIT化であるのと同じように、どれほど高度な…

杉浦 司
1年前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座3…

 RPA(Robotic Process Automation)が登場した頃、業務を自動化できるツールとしてデジタル…

杉浦 司
1年前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座2…

SoR(System of Record)は記録のためのシステムであり、会計や人事労務、受発注管理、生産管…

杉浦 司
1年前
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技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座2…

販売管理や生産管理システムなどの業務システムは、その規模の大小はあるとしても多くの企業で…

杉浦 司
1年前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座2…

DXの中で最も華やかで、企業成長につながる圧倒的な成果をもたらすのがデジタライゼーションの…

杉浦 司
1年前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座1…

 デジタル技術を駆使することによって、圧倒的な競争優位の獲得をめざす企業がある中で、昔な…

杉浦 司
2年前

技術士(経営工学・情報工学)が教えるDX(デジタルトランスフォーメーション)講座18 デジタイゼーション(デジタル化)の実践-古い工場でもスマート工場化ができるIoT-

デジタイゼーション実践の最後に、IoT(Internet of Things)を取り上げたいと思います。IoTはセンサーから収集したデータをクラウド上で加工集計した情報をアプリやAI連携したり、機械に制御信号を送って自動運転するといったことまで可能になるため、単なるデジタル化にとどまるものではありませんが、自動でデジタルデータを収集できるという点において、デジタイゼーションとしての意義も非常に大きいです。  工場では機械設備にセンサーなどのIoT機器をつなげることによって、