見出し画像

AIを活用して元気になる2つの方法

こんにちは。はじめましての方は、はじめまして。森国司(モリクニツカサ)と申します。

この記事では、双極症に限らず、うつ気味の人(もっと広義には気分が落ち込んでいる人)や気分の波が荒れてしまっている人がAIを活用して元気になる方法を紹介できればと思います。

特に、後半の「AIと創る」というパートを通じて、双極症の方々の活動の幅が広がると本望です。


AIと話す

前に書いた記事で、双極症の波に対する対策として「人と話すこと」を紹介しました。

そう都合よく話せる人がいるとは限らないので、そんな時はAIと話すのが良いです。ChatGPT、Gemini、Claudなどなど余りに多くの選択肢がありますが、まずはChatGPTを利用することをお勧めします。現時点で性能面で最も汎用的に優れていると思いますし、後述の音声での対話機能もついているためです。

この目的で利用する上では、基本的に制約なしに自由にライトに話しかける方が良いと思います。自分の友人と対話するように気軽に話しかけてみましょう。

双極症の自分と過ごすことで気持ちが落ち気味だった妻のChatGPTへの相談例

ちなみに、このあと妻は名付けをしたらしく、妻のChatGPTの名前は「パルナ」ちゃんだそうです。AIと対話しながらつけた名前で、友だちという意味のPalとパートナーのナが由来とのことです。
工夫ポイントとして、AIを利用する習慣がまだついていない方は、AIに名前をつけてあげると効果的です。愛着が湧いて継続的に活用しよう、頼ろうという気持ちが強くなります。ChatGPTはメモリ機能があるので、命名したらその名前を覚えておいてくれます。

ChatGPTは無料から利用できるので、まずは対話相手からスタートして、ゆくゆくは自分の仕事や生活の中で利活用していく形につなげていけると展望があって良いのではないかと思います。

慣れてきたら、もしくは最初から興味があれば、テキストコミュニケーションだけではなく、音声でもAIと話すのがオススメです。上述のChatGPTは、テキストだけではなく音声でも会話することができます。
一人でAIに話しかけているのは慣れないうちは自分でも滑稽に思えるかもしれませんが、慣れてしまえばこっちのものです。

この先数年かけて音声を通じたAIの利用は増えていくと思うので、先駆けて試してみようという気持ちでも良いのではないでしょうか。

AIと創る

一歩踏み込んだ活用方法にはなりますが、AIを活用してアート作品を作ることは、元気になる方法としてオススメです。
AIに対する捉え方として、「自分の能力を拡張して、今まで出来ていなかったことに挑戦する」ことを可能にしてくれているのは、人類にとって大きな発明だと考えています。

まずは、お手軽さがあるのでAIでの画像生成から始めてみるのがおすすめです。

AIで生成した画像例

この画像は、「油絵風をパステル調で、AIで元気になる」という抽象的な指示で作った画像です。言葉で指示するだけで様々な画像を生成するAIには純粋に感心してしまいます。

画像生成AIを利用するのであれば、Midjourneyというサービスがおすすめです。
利用する時は、日本語よりも英語の方が思った通りに動くので、ChatGPTで日本語から英語に翻訳して、Midjourneyに指示するのがオススメです。

ちなみに、noteの記事のトップ画やSNSのアイコンは全てAIと創っています。

画像が慣れてきたら、音楽を創ることもオススメです。自分の場合は、いくつかのAIツールを組み合わせて、歌詞から曲とPVを作りました。妻作のものも含めて何作かあるので、もし興味があれば観て聴いてみてもらえると大変喜びます。

例えばこういった形で、AIを活用することで今までにはできなかったような自己表現ができるようになりました。今後AIがますます発展していく中で、アート作品を作り発信していくことの垣根はもっともっと低くなっていくと考えています。

双極症である自分の身からすると、その時の気分をアート作品として表現することができること自体が、気分の波を健全な範囲で活かしているという実感につながっています。

最後に

AIの可能性は果てしなく、今の世の中はAIブームに湧いています。そんな中でもメンタル的に不調をきたしている方にとってのAIの活用も相当なポテンシャルがあると考えています。

自分の好きなAIで、一人でも多くの方が元気になるようなことがあれば、とても嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。

いいなと思ったら応援しよう!