育児日記 『きーちゃんの正体』
きーちゃん(1歳)は、生まれた時から落ち着いていた。
親バカだろうと思っていたが、
出産で取り上げられて、泣いている時、名前を呼んだらこっちを見たのだ。
今になって思うとそれは錯覚ではなかったのではないか、と思う。
なんか「わかってる感」があるのだ。
僕は思う。
中身、大人なんじゃ、、、
もちろん普段は、だーだーと甘えてくるし、コテンと転んで泣き出す。
そのまんま、幼児である。
しかし、ふとした時に、すごく大人びた返事をすることがあるのだ。
ある日のお風呂。
僕が体を洗っている時に、お風呂のヘリに捕まって立っていてもらっていた。
ご機嫌なきーちゃん。
「あ、きーちゃん!」
「え、なに?」
え、、、、本当にはっきりこう言ったのだ。
お風呂でぽかぽかして気持ちかったのだろうか。
つい気を抜いて、本性を出してしまったのではないだろうか。
その後、風呂から上がって体を拭いている時も
「もう、今日はええか」と思ったのか、
「そうそう」とか、「あー」とか、妙に大人びた返事をする。
なんだ今日は、、、と夫婦でなったのでした。
小さい時からきーちゃんは潔ぎがよかった。
泣く時は「ワーン!!」と泣き、
大人が近づくと「スーン」と泣き止むのである。
バクバクバク!とご飯を食べて、
ピタッと止まり、「もういいです」の顔をするのだ。
なんか、この子は、、、大物になるぞ、、、。
という親バカの話でした。
チャンチャン。