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モンテッソーリ教育を知る 第五章 『環境を整える』

「秩序」のある環境を整えること
「子供が1人でできるようにすること」が大切

たしかに最近、
せっせと引き出しの中身を外に出すという「仕事」をしている、1歳の娘
それを邪魔することは野暮だよねぇ。
手が届くところに引き出しはずっとあるべきだよねぇ。

1. 道具が子供のサイズであること
2. 道具が自由に使える状況であること。
 必要だと思ったときにすぐに自分で取り掛かれるようにする。
3. 道具に制限があること。
 多すぎると気移りしてどれも中途半端になってしまうこともある。
 使っていない物は一旦引っ込めてスッキリさせる。
4. 秩序があること(置き場所は一定に)。置き場所や、置き方は変えない。
5. 道具や教具が本物であること。
「壊すからプラスチック」ではなくて本物を。
 大事に扱うようになるし、繊細な本物の手触りを大切にし、
 良いものを味わう心が育つ。

環境を整えるということは難しい。。。
小さい本物の道具が必要だな。
しかし最近、ボールペンを握って顔に線を引いている娘のために、そう思ったのです。
落としても問題のない床も。いやそれは諦めることかな笑

・しかし、理想と現実のギャップは大きい。
自分なりの工夫と地道な実践を経て、やっと親子が輝く日々が訪れる。
しかし、大人が子供の「正しい見方」や「援助する方法」を知っているのと、知らないのとでは、
それだけで大違いなのである。
・「子供の見方」を知っていると言う事は、子供の真の望みが理解できると言うことであるから。
真の望みとは、「1人でできるようになりたい!」である。

子育ては親の成長のためにあるんじゃないか、そんなことを思う時がある。
方向性があるのとないのでは違うよね。できない現実は辛いけど。

大人が子供にちょうど良い道具を揃えて「環境を整え」、その環境を「して見せる技術」で子供とつなぐことができれば、後は子供が、大人の手を借りずに、自分で考えて動くことができるのです。

大人は、じーっと準備して、どっと汗をかいて、ぐっと我慢して、そっと見守る。
子供の中の「良いもの、方向性」を、信じよう。


と、いうことで、
じょーじの「モンテッソーリ教育を知る」シリーズはここまで!
焦らず、自分の成長を待とうと思えた学びでした。
方向性、方向性だけ、見失わないように。

祈りつつ、折に触れて…

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