手軽にリンパを流す方法
リンパマッサージという言葉を聞いた事があると思います
リンパ液ってリンパマッサージやリンパストレッチといった特別なことをしないと流れないと思っていませんか?
実はリンパ液はそんなことをしなくても「横になって腹式呼吸をする」だけで同等の流れを手に入れる事ができるのです
今日はそんなリンパ液を簡単に流す方法を紹介していきたいと思いますので、普段から心がけて浮腫や不調とおさらばしましょう
ちなみに足などの浮腫をそのままほっとくと脂肪が定着しやすくなるため足が太くなってしまいます
すらっとした脚を手に入れたい人は最後まで見た方がいいかもしれませんね^^
十分な睡眠をとろう
睡眠は誰でも十分に取りたいと願っているものの一つでしょう
そして大切なことはわかっていると思います
ちなみにリンパ液は仰向けになって腹式呼吸を行うとどんどん流れます
寝ている時はみんな仰向けになって腹式呼吸を行っているのでリンパ液はガンガン流れ出します
寝る子は育つとはよく言ったもので、子供の頃によく睡眠をとっているとどんどん成長します
これは大人にとっても大事で、子供にとって成長ホルモンがその名の通り成長を促すのに対して、大人の場合は成長ホルモンは細胞の修復を促す働きをします
成長ホルモンは睡眠中にたくさん出るので、傷ついたり老化したりした細胞を修復するためにも、眠ることは非常に大切なのです
気になる睡眠時間は・・・
できれば夜の10〜12時に寝付いて、合計で8〜9時間の睡眠を取るのがベストであると言います
睡眠時はリラックスしていた方が睡眠の質が上がるので、できるだけ夜10〜12時に寝付くようにすることで自律神経のリズムに合った質の良い睡眠が取れるようになるのです
そうなると成長ホルモンもたくさん分泌されリンパ液の流れも良くなるのですが・・・
そんな早い時間に寝ることができないよ・・・という人にはこちらの方法をお勧めします
①イスなどで仮眠をとるのではなく、短時間でも平なところで横になって寝る
これはリンパ液の流れを促すための必須条件です
同じ仮眠で合っても椅子に座って寝るとリンパ液の流れはいまいちになってしまいます
同じ寝るなら、仮眠であってもしっかり横になって寝るようにしましょう
②できるだけ90分の倍数で睡眠をとる
睡眠は寝付いてから間もなく深くなり、その後浅い睡眠になるという周期を繰り返しています
深い眠りを「ノンレム睡眠」
朝居眠りを「レム睡眠」
この周期がおよそ90分と言われているのです
この周期に合わせて眠ることで体内時計のリズムに合わせて質のいい睡眠が取れるというわけです
しかし、この90分というのは個人差があります
人によって80分だったり100分だったりするので自分に合った時間を見つけることが大事です
脂質と水を摂る
リンパ液に限らずなんでも質のいい食事を取ることが大事です
脂質と聞くとそれだけで悪役のレッテルを貼ってしまう人がいますが、実はリンパ液の流れのためには適度な脂質をとる事が重要なのです
リンパ液のプールである乳び槽にはリンパ液とともに脂肪も集められます
集められた脂肪はリンパ液とともに共感に流れていきますが、この時ある程度の脂肪がある方がリンパ液の流れが良くなるのです
そして水
リンパ液の原料はなんと言っても水ですから、水が不足していてはリンパ液がスムーズに流れないのは当然の結果でしょう
特に高齢者になる程喉の渇きを感じてから飲むのではなく、喉が渇いていなくてもこまめな水分補給を心がけないといけません
普段から腹式呼吸を意識する
出典「ジョジョの奇妙な冒険」荒木飛呂彦
横になって腹式呼吸をすることでリンパの流れを促進する事ができるのですが、横になっていない時でも腹式呼吸を心がけることでリンパ液の流れやすい体づくりができます
また、腹式呼吸はリンパ液を流す以外にもメリットがあります
呼吸は人の心に密接に関係しています
私たちは興奮したりストレスを感じたりすると呼吸の浅い胸式呼吸になりがちです
そんな胸式呼吸の時に意識して腹式呼吸をする事で気持ちを落ち着かせる事ができます
このように日頃から腹式呼吸をすることでメンタルを安定させる事ができます
なので普段から腹式呼吸をすることを意識しましょう
太ももを高く上げて歩く
出典「ドラゴンボール」鳥山明
リンパ液の流れを良くする重要なポイントは足からのリンパ液の流れを促すことです
リンパ液は血管と違って強く収縮するのではなく、どうしても重力によって足の先に溜まってしまいます
そこで「筋ポンプ」の作用を利用してリンパ液を押し上げてあげる必要があります
「筋ポンプ」とは、リンパ管の周囲の筋肉を収縮させたり弛緩させたりすることでことでリンパ管や血管に対してポンプのような作用を得られることを言います
どんな足の動きでも多少なりとも筋ポンプの作用は働きます
しかし、効率良く筋ポンプを働かせたいなら「太ももを高く上げて歩く」ことです
普段の道を太ももを高く上げて歩くのが恥ずかしいという人は、階段や坂道を歩くことで太ももと強制的に高く上げて歩く事ができますよ
平地を普通に歩いていてはそんなに太ももは上がりませんが、階段や坂道は否応なく太ももは上がります
これにより筋ポンプが働き手軽にリンパ液が流れるのです
着圧ストッキングを使う
歩くの大嫌い・・・
運動大嫌い・・・
そんな人は多いと思います
そんな人には着圧ストッキングを使うことをおすすめします(珍しく優しい)
着圧ストッキングは、ふくらはぎに一定の圧をかけることでリンパ液の戻りをよくします
これにより、足の浮腫を防ぐとともに疲労物質を含むリンパ液の流れを活性化し足の疲れを予防する事ができます
しかし四六時中つけていたらいいのかというとそういうわけでもない
着圧ストッキングを使うのは、デスクワーク中や立ち仕事をする一定の時間内にして、仕事が終わったら脱ぐようにしましょう
また締め付けがキツかったり不快に感じたら着圧ストッキングは使わない方がいいでしょう
軽い運動をする
出典「ドラゴンボール」鳥山明
水泳は水によって足に圧をかけつつ筋肉を動かすので、筋ポンプと着圧ストッキングのいいとこ取りの効果を得る事ができます
プールなんてめんどくさい・・・
そう思う人は、自転車こぎも効果があります
自転車こぎには菌ポンプ作用があるので、着圧ストッキンをはいて自転車に乗れば、水泳と同じような効果を得る事ができます
水泳も自転車こぎもめんどくさい・・・
そんな人はもはやストレッチでもいいでしょう
リンパストレッチといわれるものをしなくても、普通にラジオ体操レベルの動きで十分です
普段ほとんど運動をしない人なら、軽くストレッチをするだけでも筋肉が動いて筋ポンプが働いてリンパ液の流れを助けます
大きな声で笑う
出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博
笑う門には福来る
大きな声を出して腹筋を使うことでも、乳び槽からのリンパ液の流れが促されます
腹筋の筋トレをするのももちろんいいです
しかし一般向けではないので今回は「大きな声で笑う」ということをおすすめします
笑いすぎるとお腹が痛くなりますが、あれは腹筋を使っているからです
腹筋を使うことで乳び槽に圧が加わりリンパ液の流れが良くなります
また、ある程度大きな声で笑うことで自然と腹式呼吸になりさらにリンパの流れが良くなります
これらのことから、カラオケなどで歌を歌うことも効果的です
カラオケで大声で歌うことはストレスの発散にもなるのでメリットが盛り沢山です
まとめ
リンパ呼吸の他にも、十分な睡眠やバランスの良い食事、普段からの腹式呼吸によってリンパの流れを促す事ができる
足に溜まったリンパ液を筋ポンプによって流すために、階段を登ることや、着圧ストッキングの利用、水泳や自転車、ストレッチといった運動が効果的である
大きな声で笑ったりカラオケで歌うことで腹筋が刺激され、乳び槽に溜まったリンパ液を効率的に流す事ができる
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです