苦痛を取り去るホルモンβ-エンドルフィンとは
苦痛を取り去るβ-エンドルフィンといったらマンガの「バキ」で出てきてあまりにも有名です
出典 板垣恵介『グラップラー刃牙』
筆者もマネしましたが、耳を捻じっても出てきません
しかし皆さんも、きつい運動をしている時に途中からなんだか気持ちよくなってきたり、テンションが上がってきてカラダが楽になった経験があるのではないでしょうか?
今回はその原因となっているβ-エンドルフィンについて解説していきます
今回の記事でわかる事
・β-エンドルフィンについてわかる
・β-エンドルフィンの出し方がわかる
以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください
β-エンドルフィンとはいったい何なのか?
β-エンドルフィンの分泌場所「脳」
働く場所「脳」
分泌のタイミング「苦痛が一定以上続いたとき、運動・食事・セックス・入浴などで快感を得た時」
β-エンドルフィンの主な働き
マラソンなどで苦しい状態が一定時間以上続くと、そのストレスを軽減するために、脳の中でβ-エンドルフィンが分泌されて「快感」や「陶酔感」をおぼえるように仕向けます(ランナーズハイというやつです)
モルヒネの数倍ともいわれている鎮痛効果があって、気分が高まったり、幸福感を得る事ができます
食べたものをおいしいと感じた時や、楽しい時にも分泌されて免疫力をアップして病気になりにくいカラダにしてくれます
β-エンドルフィンの分泌が足りないと・・・
嫌なことを我慢してやったり、疲れているのに休みをとらないままでいるとβ-エンドルフィンの分泌は高まりません
そうなると楽しい経験をしても十分に楽しめなくなってしまいます
こんなβ-エンドルフィンとうまく付き合うには
β-エンドルフィンは、免疫力をアップして、若々しさを保つために役に立つホルモンです
β-エンドルフィンが分泌されると、気分を高めてくれて、多幸感を与えてくれます
痛みを和らげる効果もあって「脳内モルヒネ」と呼ばれています
コンスタントに分泌されることによって、免疫力が上がったり、アンチエイジング効果があるともいわれています
メリットしかないβ-エンドルフィンの分泌を増やすには、とにかく自分にとって「気持ちいい」ことをすることです
そして、「笑うこと」「感謝の気持ちを持つ」ことも効果があるといわれています
ドーパミンと違って依存性がないので積極的に増やしていきたいホルモンです
β-エンドルフィンを増やす方法
・おいしいものや好きなものを食べる
・運動する
・楽しいことを想像する
・セックスをする
・成長を実感する
・瞑想する
・激辛料理を食べる
・落ち着いた香りを嗅ぐ
・カカオの含有量の多いチョコレートを食べる
・部屋の掃除をすること
簡単にできることがたくさんあるので皆さんもぜひやってみましょう^^
ちなみにこれらは一時的な効果しかないので継続してβ-エンドルフィンを分泌する方法は
「愛すること」「思いやりを持つ」「相手の幸せを願う」です
何かを要求したり独占しようと思ったりするのは本当の愛ではありません
出典 板垣恵介『バキ』
愛以外に人を強くするものなどあるものか・・・名言です^^
以上の事を肝に銘じてβ-エンドルフィンを出して楽しく日々を過ごしましょう^^
まとめ
アンチエイジングに免疫力のアップなど、β-エンドルフィンを出すとメリットしかない
β-エンドルフィンは案外簡単な方法で分泌させることができる
しかし長期間分泌させるには、「愛すること」「思いやりを持つ」「相手の幸せを願う」といった少々スピリチュアルっぽいことが必要
愛以外に人を強くするものなどあるものか・・・
エンドルフィンは耳を捻じっても分泌されない
今日からあなたも脳内モルヒネに酔いしれよう^^
今日言いたいことはそれくらい