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「肥満になるとなっちゃう病気」パート④

さてさていよいよ肥満の悪口(デメリット)も最終章です

みなさまよくここまでついてきました

まだ見ていないという人はこちらの記事からご覧ください

肥満の悪影響⑨睡眠時無呼吸症候群

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肥満の人はいびきがすごい、呼吸が苦しそうというイメージがあります

内臓脂肪でも皮下脂肪でも増えすぎるとそれが体を締め付けて、呼吸の邪魔をします

これにより呼吸の能力が下がったり肺活量が低下するのは肥満あるあるです

特に首周りについた体脂肪は気道を圧迫して、肺に出入りする空気を制限してしまいます

その結果として起こるのが睡眠時無呼吸症候群です

睡眠時無呼吸症候群とは・・・寝てる時に呼吸が止まってしまうことです

いびきをかくのが一つの前兆ですが、ひどくなると頻繁に10秒異常呼吸が止まったりします

呼吸が止まるということはその分脳や心臓、血管に負担がかかるわけで、狭心症や心筋梗塞などにつながることもよくある話です

睡眠時無呼吸症候群は、息が止まるだけだと侮ってはいけないのです

睡眠時無呼吸症候群はそんなに太っていない人でも起こりますが、肥満が一つの原因と思って良いでしょう

そのほかに、体脂肪が増えるとそれだけ多くの酸素が必要になり、呼吸に負担がかかる点も気になるところです

それでなくても呼吸が圧迫されやすいのにたくさん呼吸が必要になるとは、肥満の人は脂肪だけじゃなくかなりのハンデを背負っているのです

肥満の悪影響⑩骨や関節の異常

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体重が重いと関節に負担がかかるのは皆さんご存知だろうと思います

体脂肪が増えて体が大きくなっても骨が大きくなるわけじゃなく、支える筋肉がなければ骨への負担が増える一方です

特に女性は男性に比べて筋肉が弱く少ないです

そして、骨密度も下がりやすいため肥満は大きなリスクになります

骨や関節を痛める代表格が「変形性膝関節症」です

骨と骨をつなぐ関節の間にクッションとなる軟骨がありますが、慢性的に負荷がかかり続けることこの軟骨がすり減っていきます

これにより関節に炎症が起こって、関節がだんだん変形してしまうのが「変形性膝関節症」です

ひどくなると・・・

痛み、可動域の低下といった症状を伴い、生活にさまざまな支障をきたします

変形性膝関節症は歳をとるほどに増えていく症状ですが、肥満も大きな原因であることを知っておきましょう

私の知っている典型的な運動していてだめになった人のパターン・・・若いときに運動をバリバリしていて、引退後全く運動をしなくなったのにも関わらず食事の量は変わらず、結果的に筋肉が落ちて体重が増加、その後膝の変形で生活に支障をきたしている人がいました

かなり警告したのですが食欲を抑えることができなかった結果です

今後この方に襲いかかってくるのは内臓系の病気だろうな・・・とこの記事を書いていて連想したのでここに記す

同様に、背骨を痛めると、変形性脊椎症や椎間板ヘルニアを起こします

背骨が変形して神経を圧迫するのが変形性脊椎症です

背骨の角骨の間にある椎間板が変形して神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです

これらによって腰痛などの症状が現れるのですが、もともと肥満が結構な割合で原因となっていることが多いのも見逃せないところです

まとめ

肥満は酸欠を引き起こす

酸素が体脂肪に取られる、体脂肪が体を圧迫して呼吸の邪魔をする

呼吸の邪魔をするので睡眠時無呼吸症候群を引き起こすこともある

体の重みで関節が変形して腰や膝などを痛めやすくなる

加齢とともに関節の変形が起こるが、肥満も大きな原因である

肥満シリーズは一旦ここで終わり

こんなに書いてるので、これを読んだ人が一人でも今日から気をつけてくれることを切に願う・・・

参考文献

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです

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