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文章がたいしてうまくないぼくみたいなやつには、写真ほど頼りになるものはない。
このまえ、うれしいことがありました!
幡野さんの本の編集の方の写真がいつも素敵なので、幡野さんの本の説得力がメキメキ増すのであった。 https://t.co/CFy87v84fN
— なんやかや (@kaya_coffee) June 2, 2024
これはとてもうれしかったです。過去のnoteにも書きましたが、ぼくは幡野広志さんに教えてもらった写真のことをぼくの経験を通して発信していきたいと思っています。
幡野さんに教えてもらったことを素直に実行して、それを伝えることが『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』の編集担当として(ワークショップの受講者として)のぼくの役目だと勝手に考えています。
「幡野広志さんのワークショップで教わったことや本に書いてあることを素直に実践してみると、写真がたのしくなりますよ、だってそれ実践してるぼくは写真たのしいですから」ということを伝えていきたいわけです。
だから冒頭で紹介したポストは、ほんとうにうれしい反応でした。わりと夢中でXやnoteをやっていたのでよく実感できていなかったけど、ぼくがこうなったらいいな、と思っていたことがちょっとずつ実現してるってことじゃないか! それってまじですごいことじゃないか?
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振り返ると、多くはないけどちらほらそういうことがありました。ぼくのnoteを読んで幡野さんのワークショップに参加してくれた方がいたり、『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』を買ってくれたりする方がいらっしゃるんです。なんてありがたいことでしょう。
幡野広志さんの新著発売日、買えました!
— たける / Takeru Shimazawa (@takerushima) November 15, 2023
写真のワークショップも気になっているものの予約できなかったので、まずはこの本を存分に楽しみます☺️
また、編集された辻さんは村上春樹訳『世界で最後の花』で存じたのですが、きっと素敵な本を作られる方。この本も素敵に違いないので楽しみです☺️ https://t.co/agrX8ORgqz pic.twitter.com/DfGAeE1o9P
さらに、「幡野広志の担当編集者」ということでぼくのことをフォローしてくださった方が、ぼくがつくった本(幡野さんの書いた本じゃないのに!)を買ってくださったりすることもある。ほんとすごいことですよこれは……。その人のところまで行って握手したいくらい。両手で。掴んだ相手の手を上下にぶんぶんしちゃうくらいの握手を。
あばれる君の『自分は、家族なしでは生きていけません。』を読みました。
— えんどう (@sodaterare) June 12, 2024
テレビで暴れてるイメージしかなかったけど、家族を大切にする真っ直ぐな人柄が伝わりました。グッとくるエピソードもあり良かった。
あと、あばれる君の奥様が私の妻と同じくらい優しくて素晴らしい。 pic.twitter.com/DWoUML0xjF
辻さんのnoteを読んで、あばれる君の『自分は、家族なしでは生きていけません。』に興味を持ちました。楽しみです。 https://t.co/DtYd77gOgV pic.twitter.com/hDe0CrciZL
— ヨシアキ (@yoshiaki_mas) June 13, 2024
こんなことで喜ぶなよとか、オマエなんかと比べものにならないくらい影響力すごい人がもっといるよとか、いろんな声が聞こえてきそうですが、ぼくからしたらすごいことに変わりはありません。
いまでこそ、Xは毎日投稿できるようになったし、noteもこうしてほぼ毎月1本は記事を書けています。斜にかまえた自意識過剰マンで、ツイートさえできなかった以前のぼくが、いまのぼくのようすを見たら驚くでしょう。これもぜんぶ、写真のおかげなんです。
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『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』で、幡野さんは「写真は言葉で説明しないとダメ、言葉があってはじめて完成します。写真につける文章は写真の取扱説明書のようなものです。」と書いています。だからSNSは写真と言葉を一緒に発表する最適な場なんです。言葉だけで投稿していくのちょっと難しいなと思っていたぼくだって、写真があればどんどん投稿できました。
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noteだってそうです。写真にはとても助けられました。
驚いたんですけど、写真があると文章が書けるんです。写真が文章を導いてくれるという感じ。幡野さんのことばを借りれば「ことばがなければ写真は伝わらない」から写真を撮ったときの気持ちを文章にしていくと、それがどんどん膨らんでいく。あれも書きたい、これも書きたいとなってくる。書くのが楽しくなる。
写真が間に挟まることで、記事としてのメリハリもつくし、読み飽きない感じも出る。しかも「言葉で40点、写真で40点でいいんです。合計点で80点になるから」と幡野さんは背中を押してくれます。それならぼくにもできる。文章がたいしてうまくないぼくみたいなやつには、写真ほど頼りになるものはないんです。
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幡野さんの編集担当として、ぼくが写真を楽しんでいる姿を発信していきたい。そして『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』をひとりでも多くの人に読んでほしい。本を読んでくれれば、写真をはじめようと思っている人の背中を押すことができたり、写真で悩んでいる人の気持ちをラクにすることができたりすると思う。きっとできる。
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そのためにはどんどん発信してしいかなきゃいけないんだけど、発信しよう発信しようと肩をぐるんぐるん回さずとも、写真があるから持続可能な感じで発信をしていける。それに写真を撮るときと同じで投稿自体にバズ・バエ・エモを狙わないから、投稿の反応の一喜一憂するようなこともない。(いいねが多いとやっぱりうれしくなりますけど笑)
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いまぼくは、「写真のたのしさ」を写真と言葉で発信することができていて、しかもその発信自体も写真のおかげで続けていけるし、楽しい。というような好循環になっているんです。写真すごいよ。はじめてよかった。
【お知らせ】
★幡野広志さんの『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』ぞくぞく重版中!
幡野さんが「できれば触れたくなかった」という、写真についてはじめて書いた本。大好評のワークショップをベースに幡野広志さんが渾身の書き下ろし。初心者の方にぜひ読んでいただきたい1冊です。幡野さんの写真も多数。カバーとそれぞれの章トビラのイラストはヨシタケシンスケさんです。
★幡野広志さんのエッセイ『息子が生まれた日から、雨の日が好きになった。』も好評発売中!
家族のこと、病気のこと、写真のこと、旅行のこと……1枚の写真とともに綴る、日常に寄り添った51のエッセイ。古賀史健さんとのロング対談も収録。「写真の読み方」がわかる本。対談では写真と言葉の関係もよくわかります。
★幡野さんのワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」はまだまだ続いています!
and recipe のHP(https://andrecipe.tokyo/store/5256/)や幡野広志さんのTwitterをチェックしてみてください。順次開催される予定です。心からおすすめです!