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本当の肥前吉田焼とは何なのか、私はそれを知りたい。

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コロナ禍をきっかけに自分の仕事や肥前吉田焼という産地について考え、行動した記録です。
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2020年8月の記事一覧

Vol,16 吉田焼復刻プロジェクト⑨

唐津の作家であり、友人の健太郎窯の村山さん、三藤窯の三藤さんに協力して頂き、もう一度、吉…

辻 諭
4年前
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Vol,15 吉田焼復刻プロジェクト⑧

さっそくテストピースを作ってみました。 左が②グレーの石、右が③白い石です。 Vol,7の記…

辻 諭
4年前
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Vol,14 歴史の話。④

先日、頂いた資料の中にビックリする文言がありました! 礬土??? 鳥居原??? 「礬土」…

辻 諭
4年前
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Vol,13 吉田焼復刻プロジェクト⑦

早速、データをNC切削機に取り込み、切削開始です。 私の場合、データはライノセラスで制作し…

辻 諭
4年前
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Vol,12 吉田焼復刻プロジェクト⑥

さっそくテストピースのデータを作ってみました。 このようなカタチには意味があって、釉薬の…

辻 諭
4年前
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Vol,11 吉田焼復刻プロジェクト⑤

一番期待度が高い③を粘土にしています。 前回書いた同じやり方です。 これも3日ほどかかっ…

辻 諭
4年前
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Vol,10 吉田焼復刻プロジェクト④

②はグレー色の石です。 雰囲気は天草陶石のえり下あたりかなと思っています。 今度はこれを粘土にしていきます。 まずは細かく砕いたものをまたミルに入れます。 今回は釉薬ではないので水を入れずに石だけを摺ります。 摺り終わったらミルから出してふるいを通し、バケツに石の粉末と水を入れ、攪拌します。 混ぜたら10秒待って、上水をバケツへ移します。鉄分などの不純物は重いので10秒のあいだに下にたまっていきます。この沈殿したものは廃棄します。 これを何度か繰り返します。

Vol,9 吉田焼復刻プロジェクト③

3箇所から取ってきた石を細かく砕きます。 道具も何も持っていないので、健太郎窯の村山さん…

辻 諭
4年前