140文字の読書感想文Ⅲ
コンビニ人間 / 村田沙耶香
再読。2016年の芥川賞受賞作。思えば私と村田さんとの出会いの書でもある。初読の時点でも、まあ衝撃だったけど、コンビニ人間はまだまだ序の口だったと、のちに知ることになります。初読の時には気づかなかった主人公 古倉の普遍性や強さみたいなのに、再読することで気づけました。
死にたくなったら電話して / 李龍徳
あー初美が魅力的すぎる。幻想に誘われてついて行ったら、そこは崖でした。みたいな妖しさが初美にはあるんです。初美の言葉の耳心地が良すぎて、ヤバいとはわかっているのに、聞き入ってしまう。読む際はお気をつけて…。
イクサガミ地 / 今村翔吾
子どもの頃、傘を剣に見立ててよく遊んでいました。技名とか叫んで。あの時の厨二病感を、本気で再現してくれている気がして、私は大好き。気になる方はまず一巻の『天』を!
激ヤバ / 伊藤幸司
うーん、泣きました。なんでだろう。たぶん文章のうまさとかではないんですよね。感情の配合のうまさな気がします。笑わせてくれるだけじゃない、心からのエッセイがこの本にはあります。
木暮荘物語 / 三浦しをん
友人におすすめしてもらった本。三浦さんの本は『舟を編む』以来なのですが、性愛を露骨に描くんだ! と驚きました。私は短編のほうが好みだったかも。おすすめです。
さて、今回はここまで!
また次回の140文字でお会いしましょう〜👏
▽ 前回の140文字 ▽
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