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生き急いでる私を冷静にさせてくれるのは、いつも彼くん。


人生設計どうしよう
稼ぐために働かなきゃ
SNS頑張ってお仕事に繋げたい


私の脳内はずっとこんな感じ。家で生産性のない時間を過ごしていると、すごく罪悪感を感じてしまう。みんなはこの時間働いているのにって。


何か在宅でできる仕事はないか、この先に繋がるご縁はないか。と足を動かしているわけではないのに焦っていた。定期的にやってくる焦りの時間。


Twitterを開けば、ビジネスアカウントがたくさん。Instagramを開けば、映え競争。Clubhouseを開けば、世の中のヒエラルキーを見ているよう。


こんなにも心振り回されるものだっけ?と思うほど、全てを客観的に見ることができなくなっている。周りの状況と自分を比較して、劣っていることにしか目が向かないのは初めてだ。


楽しくSNSをやってきたはずなのに。


きっと切り離して考えられないのは、人よりも優越感を感じていたいという、捨てたはずの気持ちが焦りを生んでいるのだと思う。


いつか彼氏に「つぐちゃんは、生き急ぎすぎだよ。」と言われたことがある。それが何のタイミングかは覚えていないけど、ハッとさせられた言葉だった。


「生き急ぐ」なんて言葉は、普段使わないし耳にすることも少ない。「生きることを急いでいた」なんて自覚は一切なかったから、この癖をどう解消するべきか分からなかった。


大きな収入源である、アルバイト。場所も少し遠く、勤務時間も長いため一度行くと泊まり込みで働いている。1週間のうち、半分は同棲しているお家。残りの半分は、一人でアルバイト先の宿に寝泊まりをする生活。


自分で選んだものの、やはり家を数日空けるのは寂しい。「稼ぎたいけど、こんなにも家から離れたくない」と出発前夜、彼氏に投げかけていた。


彼はよく、「好きにしたら良いよ」と言う。その答えは余計に私を焦らせてしまう。だからこそ、本人の思いを聞きたかった。


どう思う?恐る恐る聞くわたし。


「今は、月に10万円くらいあれば良いんじゃない?」


これが彼の返事だった。


この言葉にどれほどの思いや考えが含まれているのかは憶測でしかないけど、帰ってきたら部屋が綺麗で、晩ご飯ができていて、一緒の布団で寝られる。きっと彼はお金よりも、2人で過ごす日常的な生活を望んでいるのかも知れない。


確かに、将来的にはお金は必要かもしれないけど、急いで稼ぐ目的は何もない。田舎暮らしに転換してから生活コストもかなり低くなっている。正直、私の稼ぎは10万あれば充分生きていける。


何を焦ってしまっていたのだろうか。


2人で生活しているなら、少しくらい相手に頼っても良いはずなのに、相手の意見も聞かずに突っ走ろうとしていた。悪い癖。


稼ぎ(仕事)は最低限のレベルまで落として、一度リセットできるものはしようと思った。最近はSNSに踊らされているので、フォローの整理もしようと思う。


特に、Twitterは長らくやっていることが裏目にでている。当時の趣味嗜好に合わせて大勢の方をフォローしていたため、現在の嗜好とは大きくずれていた。いろいろな情報が羅列していて、振り回されるわけだ。


フォロワーさんが減ってしまうことも目に見えていて、寂しさもある。だけど、数よりもその人との繋がり濃度が濃い方が重要だという思考になったから、これでいい。


不要な情報はカットして、新たに必要な情報を手に入れていく。エッセンシャル思考というものだろうか。


人生設計どうしよう
稼ぐために働かなきゃ
SNS頑張ってお仕事に繋げたい


生き急ぐ気持ちをどこか隠しておけるように、今は、彼と過ごす大切な時間を満喫したい。


シンプルに生きよう。




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五島つぐみ|tordo
最後までご覧いただきありがとうございます。少しでも「いいな」と思って頂ければ嬉しいです。また読みにきてくださいっ。