読書感想「人生を変える読書 人類三千年の叡智を力に変える」 堀内勉氏(著)
この本読もうと思った理由
読書は習慣としてつき平均10冊読んでいます。読書を習慣としているきっかけは、勝間和代さんの本、「勝間式 金持ちになる読書法 」を読んだことでした。本は過去の人が学び積み上げてきた知識、経験、情報が凝縮されており、物事を学んだり、教養を身につけたりするのに、読書はうってつけであると述べられているいました。また公に出版された本であれば、その情報についてもいい加減な内容では問題になるので、内容の正確性もしっかりと検証されており、信用性が高い情報が記載されています。このように素晴らしい情報が詰まっている本から学び、今の暮らしを少しでも良くしたいと思い、読書を習慣としています。せっかく読書習慣があるので、もっと効率よくみになる本の読み方にヒントになればと思い、この本を読もうと思いました。
心に残った内容・感想
どんな本を読めば良いか、それは他人が決めることではなく、自分にしか分からない。なぜそのような疑問が出てくるのかと言うと、自分が何をしたいのかをわかっていないため。
なぜ読書をするのかというと、自分が正気でいるため、見失わないため。
読書は絶対会えない人と、時空、場所を超えて会話できるツール。読書によって自分の体験を拡張し、より広い世界を知ることができる。
同じ本でも、読む人の心の状態、読む姿勢によって、内容の捉え方が変わる。これが本の面白いところ。本を読めば読むほど、知らない世界があることが理解でるが、その分わからないことが世の中にはたくさんあるという無知の知のような状態になる。知らないことがたくさんあると分かるので本を読めば読むほど自信が無くなるが、それでもなんとか生きていこうという精神を養うことができる。
本を読むことで、世界が広がり、自分を客観的に見えるようになる。サラリーマンのやうに組織でうまく生きていくことを重要視をしていると、自分を見失ってしまう。サラリーマンでも読書をし、メタ認知能力を高めることで、組織の外に出ても生き抜いていける力をもたらしてくれる。
本を読み進める中で、分からない単語等はネットや生成AIで調べると早くて便利。人生は短いので、筋の良い本を厳選して読む必要がある。人生で読める本はおおくても数千冊程度なので、筋の悪い本を読んでいる暇はない。
筋の悪い本とは読んでもなんの教養にもならない内容のもの。芸能人のスキャンダルやゴシップをまとめた本など知りたいと思うけど、読んだ後なにも残らない本が筋の悪い本にあたる。書籍の内容を覚えておくにはアウトプットするのが良い。アウトプットすることで、内容が定着しやすいし、第三者に説明するつもりで本を読み感想を書くと、内容の整理を意識したり、第三者的な客観的な視点が身につく。
読書の感想をアウトプットするには、SNSに書くでもいいし、人に話すでもいい。
まとめ
小学生くらいの小さい頃は絵本や漫画含め読書はあまり好きではありませんでした。中学生くらいから、知りたいと思う内容について書かれた本を読むことが好きになり、図書館で見かけた本で興味が湧くものは手にとって読んでいた記憶があります。高校、大学、社会人と年齢が増すごとに、より本を読むことが好きになっていったように感じます。何故どんどん本が好きになったか、それはこの本に書かれてるように、本を読めば読むほど知識も増えるし、知らないことが世の中にたくさんある、といことを理解するから、なのかなと思いました。いろいろな本を読めば読むほど、もっと他の本も読んでいろいろな知識を吸収したい、そんな魅力、魔力が本にはあるのかなと思います。これからも色々な興味深い本を読んで、アウトプットして、自分の知識の整理と、noteを見て下さる方に、いろいろな本があることを知ってもらうきっかけになればいいなと思います。
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