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有機ゲルマニウムの凄さについて①

皆さんは“ゲルマニウム”と聞くと、その響きからどんな
感じをイメージしますか?
ご年配の方だとゲルマニウムラジオとかで使用されている部品の一部でしょうか。
30年程前でしたら芸能人などがネックレスやブレス
レットとして商品化されたモノを身に着けて『これ着けてるとなんか体調がいいんだよ』なんてチョットだけブームになったこともありました。これも鉱物であり、無機ゲルマニウムと呼ばれる物質なんです。
それに対して高麗人参やサルノコシカケなどの健康補助食品に微量に含まれている有機ゲルマニウムという2種類に分けられます。
どちらのゲルマニウムも自然界の石炭に多く含まれる物質なのですが、無機と有機ゲルマニウムでは人体に及ぼす影響について天と地との差があるのです。
70年以上前に有機ゲルマニウムを石炭から取り出し、人の為に役に立てられないかと研究を始めたのが、
浅井一彦工学博士(明治41年~昭和57年)でした。
先ず最初に無機ゲルマニウムについてですが、その当時ドイツやアメリカでは、無機ゲルマニウムに動物の赤血球や白血球を増やすなど生理作用のあることが報告されていました。
そこで浅井博士は貴重な資源であるゲルマニウムの活用を期して、もう少し踏み込んで薬理研究にも没頭されたのです。
その結果、先ほど動物の血液への作用とは反面、無機ゲルマニウムには水に溶かした際に(溶け込むことはないのですが)毒性が強く、蓄積された場合、腎臓への悪い影響がある事が分かったのです。
それなら、有機ゲルマニウムであれば理想的な作用が期待出来るのではないか・・・と博士は考えたのです。
元々人間を含む生物の身体は有機物で成り立っているのですから、有機ゲルマニウムなら違う答えが出るはずと・・・
そこで石炭の木質部(の化石)にゲルマニウムが多く含まれていることを手掛かりに、石炭の母体になった植物をはじめ、伝統来的な漢方薬に使われている植物にまで対象を広げてゲルマニウムの含有量を調べ、その有用性を確信し、新たな目標にチャレンジを開始しました。
そして、試行錯誤の末、ついに1967年の秋に博士が主宰する研究所の所員と共に、初めて人工的に水溶性で安全な有機ゲルマニウムを作ることに成功したのです。
自分の身体で有機ゲルマニウムを試す
その頃、浅井博士は過酷な研究生活で体調を損ない、当時は重篤な“多発性リウマチ”に苦しみ、床に伏す時間も多くなっていたそうです。
そこで博士は、完成したばかりの有機ゲルマニウムを一片の疑いもなく自らの身体に試したのです。
その結果、博士は日一日と回復して10日目にはベッドを離れ、数週間で研究の最前線に復帰出来たのです。そしてこの奇跡的な事実が契機となって、大学研究室や民間企業が本格的な研究に乗り出しました。
加えて当時博士が抱えていた喉頭ガンがあり、家族や主治医の強い勧めに従って手術したものの、術後の抗ガン剤を固辞し、自ら開発した有機ゲルマニウムだけで回復、再発を免れたのです。
・長くなりましたが、上記の経緯によって有機ゲルマニウムが出来上がりこれからもその凄さを残り4回に分けてお伝えして参ります。
“痛風の激痛消火隊”とは一見関係ないと思われますが、「痛みを劇的に鎮静化させる」働きの弊社の特殊な不織布シートを語るに当たって有機ゲルマニウムの開発秘話を避けることは出来ないので、少しの期間お付き合い願います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。では次回まで。

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